営業職から事務職への転職ってできるの?実際の体験談を紹介します

仕事

今回の記事は営業職で苦労している方々へ向けて書いた記事です。

私自身も経験がありますからわかりますが、営業職はハードです。 
ハードワーク過ぎて退職者も多く入れ替わりの激しい仕事です。 
ストレスが溜まり「もう営業職はいやだ!」とお考えの方も大勢いるのではないでしょうか。 

そこで「営業職を辞めて事務職になりたい!」と思っている方。 
今回はそんなあなたに向けて記事を書きました。 
事務職に少しでも興味があり、営業職が嫌になっている方はぜひ最後まで読んでみてください。 

営業職から事務職へ転職することは、決して簡単なことではありません。しかし、しっかりと準備をすることで、転職を成功させることは可能です。

営業職から事務職へ転職するメリットやデメリット、転職を成功させるためのポイントを解説します。

1.営業職から事務職へ転職するメリット

営業職から事務職へ転職するメリットは、大きく分けて以下の2つが挙げられます。

1-1.ワークライフバランスの向上

営業職はノルマや残業が多くワークライフバランスを保つのが難しい職種です。一方、一般的に事務職は営業職と比べると残業が少なく、定時で帰宅できることが多いため、ワークライフバランスの向上が期待できます。

僕自身もワークライフバランスの向上を目的として実際に転職しました。

今まで営業職で成果を出すために、常人以上の努力をしましたので、その時に培ったスキルは今でも活かすことができています。

どんな仕事でも努力した結果は絶対に自分に恩恵として返ってきます。

1-2.スキルや経験の活かし方

営業職で培ったスキルや経験は、事務職でも活かすことができます。具体的には、以下のスキルや経験が活かせます。

・コミュニケーションスキル
・ 交渉スキル
・ 数字にこだわるスキル
・ プレゼンテーションスキル
・ スケジュール管理スキル

営業職の交渉相手の多くは社の人です。一方で事務職の交渉相手の多くは社の人です。 
外の人から、中の人へと交渉相手が変わるので交渉の難易度は確実に下がります。 

2.営業職から事務職へ転職するデメリット

営業職から事務職へ転職することはメリットばかりではありません。

起こりうるデメリットは、以下の2つが挙げられます。

2-1.給与や待遇の低下

営業職は、事務職と比べて給与や待遇が高い傾向にあります。
業界にもよりますが、歩合制の給与の会社が多く成績がボーナスで還元されます。
そのため、営業職から事務職へ転職すると、給与や待遇が下がる可能性があります。

転職時は給与面の待遇差は特に確認しておきましょう。

2-2.スキルや経験の不足

事務職には、営業職とは異なるスキルや経験が求められる場合があります。そのため、営業職から事務職へ転職する場合は、必要なスキルや経験を身につける必要があります。

営業職→営業事務であれば、スキルとしてはほとんど持ったうえでの転職となることが想定できますが、営業職からその他の事務職(例えば経理など)に転職するのであれば、スキルや経験は不足していると言わざるを得ないでしょう。

多くの場合は事務職にあって営業職にないのは「事務処理能力」です。

事務処理を専業としている事務職は事務処理能力が非常に高いです。

そのため、営業職として外回りを専業としていたのであれば事務処理能力は低い傾向にあるため、かなりの努力が必要となります。

業界や、会社によっては営業として外回りをしながらも圧倒的な事務処理量に泣かされる会社もあると思います。

それらの会社で培った事務処理能力は事務職としても大いに役に立つでしょう。

3.営業職から事務職へ転職を成功させるポイント

もしも営業職から事務職へ転職したいのであれば、以下のポイントを押さえることが重要です。

3-1.営業職で培ったスキルや経験をアピールする

営業職で培ったスキルや経験は、事務職でも活かすことができます。履歴書や職務経歴書、面接などで、これらのスキルや経験を具体的にアピールしましょう。

就職面接はいわば「自分という製品を売り込むためのプレゼンの場」と捉えることができます。

今まで営業職として培ってきた「製品(自分)のメリットやデメリット、価格などのプレゼンテーション」をすると考えて下さい。

営業マンとして語れる実績が多ければ多いほど、面接官へのアピールが上手くいくでしょう。

3-2.事務職に必要なスキルや経験を身につける

事務職には、パソコンスキルや簿記スキル、語学スキルなど、営業職とは異なるスキルや経験が求められる場合があります。

転職を検討している企業の求人内容をよく確認し、必要なスキルや経験を身につけるようにしましょう。

上述したように、営業職として本来の営業の仕事である外回りの仕事を専業としてしていたのであれば、事務処理作業は上手くできないかもしれません。

後学のためにも事務処理スキルは高めておきましょう。

3-3.転職理由を明確にする

事務職への転職を志望する理由を、明確に伝えることが大切です。単に「営業の仕事が合わなかった」という理由では、採用担当者に納得してもらうことは難しいでしょう。

営業職から事務職への転職を志望する理由を、具体的に説明できるようにしておきましょう。

具体的な例としては、以下のようなものが挙げられます。

・営業職の仕事内容にやりがいを感じなくなった
・営業職の営業成績が思うように伸びず、自信を失った
・営業職の長時間労働やノルマに耐えられなくなった
・将来的に結婚や出産を考えているため、ワークライフバランスを重視したい

このようなマイナスともとれる理由を面接で話しても面接官の心象は良くないのは明白です。

以上のような理由なら以下のように言い換えることができます。

・営業職の仕事内容にやりがいを感じなくなった
→一人で仕事に邁進する営業職よりもチームとしての仕事にやりがいを感じるようになった

・営業職の営業成績が思うように伸びず、自信を失った
→業界を取り巻く環境の変化により前職での業務内容が変わったため、事務職に興味が移った

・営業職の長時間労働やノルマに耐えられなくなった
→長時間労働により心身の健康を害してしまった

・将来的に結婚や出産を考えているため、ワークライフバランスを重視したい
→御社の充実した福利厚生制度に魅力を感じた

マイナスイメージを与えてしまう言葉を使うのは避けた方が良いでしょう。実際に営業職が嫌な理由を前向きな言葉で言い換えることが必須です。

3-4.転職エージェントを利用する

転職エージェントの利用もおすすめです。転職エージェントは、求人の紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策など、転職活動をサポートしてくれます。

また、営業職から事務職への転職に詳しいエージェントであれば、転職を成功させるためのアドバイスをもらうことができます。

4.まとめ 営業職から事務職へは転職可能です

営業職から事務職への転職は、決して簡単なことではありません。しかし、しっかりと準備をすることで、転職を成功させることは可能です。

転職活動を成功させるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

・転職する理由を明確にする
・転職先を検討する
・スキルや経験を身につける
・応募書類を作成・提出する
・面接対策をする

あくまで僕個人の感想ですが、営業職の方が事務職よりもハードワークです。
その、ハードワークをこなして来た営業職の皆さんであれば事務職への転職は可能です。
努力で転職を勝ち取っていきましょう。

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