生命保険は入った方がいいの?独身と既婚者に分けてFP2級が解説します

お金

どうも。FP2級のまさおです。

社会人になった途端に、
「保険には入っておきなさい。」
「何かあった時の備えになるから。」
と言われた経験をみなさんもお持ちではないでしょうか?

はっきり言って余計なお世話だと思います。 
じゃあ、「僕の代わりにお金払ってくれますか?」と思いますし。 

というような感じで保険に勧誘される機会があるかと思いますが、FP2級の私から真実についてお伝えします。

独身のうちは生命保険に入るな!ということです。 強調

生命保険についていろいろな考え方があるかとは思いますが、僕自身の生命保険との付き合い方について考えてみました。

生命保険の詳しい内容について解説していきたいと思います。

生命保険は死んだときに残された遺族のための保険である 

まず、生命保険について理解してもらいたいので説明します。

生命保険は加入者の死亡時に死亡保障が支払われる保険となっております。

受け取りの対象者は自分以外の誰かになります。
独身であれば両親のどちらか、既婚者であれば配偶者を選ぶことが多いのではないでしょうか。

この受け取り者に対してお金が支払われますので、選定は慎重に行いましょう。

生命保険に入るべきなのか? 

ここからは生命保険について入るか入らないべきなのかについて解説していきたいと思います。 

独身の方へ 

はっきり言います。独身の方は生命保険に加入する必要はありません! 強調

保険勧誘員の方は言葉巧みに「もし、貴方が死んだ時に葬式の費用を残しておかないといけないでしょう。そのためにも生命保険に入っておくべきです。」と言ってくるでしょう。

その時はこう言ってください。「親より先に死ぬなんてこと考えてもいません。」 

絶対に親より先に死んではいけません。
「保険に入っておいた方が良いよー。」と勧めてくるやつよりも「親より先に死なないでね。 」と言ってくる人の方がよっぽど正常です。

独身が生命保険に入るというのは「親より先に死ぬ可能性に賭ける」ということになります。
絶対にやめましょう。何度も言いますが親より先に死んではいけません。

ただ、万が一本当に死んだ後の葬儀費用がかかることに対する心配があるのなら、葬儀のための費用は貯金しておきましょう。

葬儀費用は約200万円と言われています。※第4回お葬式に関する全国調査(2020年)
これだけの貯金があれば生命保険は必要ありません。

しかも独身で亡くなれば保持していた車などの資産は売ることができます。

保持している現金だけでなく、資産を含めてこの金額を上回っているかどうかで保険に加入するかどうかを検討したほうが良いでしょう。

既婚者の方へ 

独身者は生命保険に入るな!と言いました。 
では、既婚者はどうすればいいのでしょうか? 

僕個人の見解としては既婚者は 
「貯金がないなら入りましょう。」 
です。 

嫌な話ですが、死のリスクは誰にでもあります。
もしかしたら明日いきなり死んでしまう可能性も0ではありません。

そんな中で既婚者の方は残された家族にできることは正直、お金しかありません。

死んでしまうと新しい思い出を作ることもできません。お金を稼いでくることもできません。

なので、保険という形でお金を残しておくために貯金がないのであれば入っていたほうが良いと思います。

生命保険に入るならどのプランがおススメ?

ここからは僕自身がおススメだと思う生命保険について説明していきたいと思います。 

掛け捨て?貯蓄型?

保険において掛け捨てのタイプと貯蓄型のタイプがあります。 
どちらが良いのでしょうか。 

入るなら掛け捨てにしましょう。 
理由は経費が少ないからです。 
どういうことか詳しく説明しますね。 

保険というのは保険会社が利益を得ることができるように価格設定がされています。 
ということは保険会社が利益が出るように金額を決めている訳です。 

保険の価格設定については別記事で解説しておりますので参考にしてください。 

貯蓄型の保険=投資信託+掛け捨て保険の機能が含まれています。 

投資信託と掛け捨て保険でそれぞれ経費を支払う必要があります。
餅は餅屋です。投資信託は証券会社、掛け捨て保険は保険会社に頼む方が金銭的にも良いではないでしょうか。

保険会社に頼むのは、保険だけにしておくのが賢明な判断だと言えるでしょう。  

まとめ 生命保険に入るのであれば結婚してからにしましょう 

今回の記事では生命保険についてまとめてきました。
生命保険は被保険者が死亡した後に残された人たちに渡すお金になります。

独身であれば不要です!

既婚者であれば少ない金額でよいので、掛け捨ての保険に加入しましょう。

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