ワーケーションとは、仕事と休暇を組み合わせた新しい働き方です。
都心のオフィスから離れた、自然豊かな場所や、観光地で仕事をしながら、非日常的な体験を楽しむことができます。
近年、ワーケーションは注目を集めており多くの企業や自治体が取り組んでいます。しかし、ワーケーションを実際に経験したことのない人にとっては、どのようなメリットやデメリットがあるのかが気になるところです。
そこで、今回はワーケーションの実態について、メリットとデメリットを交えてご紹介します。また、実際にしてみてどうだったかの感想についても書いています。
最後まで読んでいただいてワーケーションが気になった方はぜひ取組んでみてください。
1.ワーケーションのメリット
ワーケーションをすることのメリットについてまとめていきます。大きく分けて以下の3つが挙げられます。
1-1.仕事とプライベートの充実
ワーケーションでは、仕事と休暇を同時に楽しめるため、仕事に集中する時間とリフレッシュする時間の両方を確保することができます。
そのため、仕事のパフォーマンスを向上させつつ心身の健康を維持することにつながります。
現代はストレス社会といわれており、日々ストレスが蓄積していく一方です。
しかし、仕事をしているとストレスは増える一方。そのため、ストレスを減らすために仕事が可能なのはメリットです。
1-2.新たな気づきや創造性の向上
ワーケーションでは普段の生活とは異なる環境で仕事をすることができます。
そのため、今までできなかったような新たな気づきや創造性の向上につながる可能性があります。
新たな気づきは仕事中でも休暇中でもどちらでも起こり得ます。それぞれの状況下において、新たに気づきを得ることができます。
1-3.地域振興への貢献
ワーケーションは地域の観光業や宿泊業などの振興にも貢献します。
ワーケーションで訪れた地域の魅力を再発見することで、地域への愛着や帰属意識が高まる可能性があります。
ワーケーションをするときは必ず地方に行きます。
地方には都会にはない魅力が詰まっています。
自然などの環境にフォーカスすることが多いかもしれませんが、地方ならではの食事や文化がそこにはあります。せっかくワーケーションに行くのであれば、地域の魅力の発見に繋がるような行動を起こしましょう。
2.ワーケーションのデメリット
ワーケーションはメリットだけでなくデメリットもありますs。
デメリットは、大きく以下の2つが挙げられます。
2-1.仕事とプライベートの切り替えの難しさ
ワーケーションは仕事と休暇が同じ場所で行われるため、これらの切り替えが難しくなる場合があります。そのため、仕事の効率が下がったり、しっかりと休めなくなる可能性もあります。
ワーケーションをすることが難しいと思った場合にはワークとバケーションを切り離して、それぞれに集中するほうが効率が良いかもしれません。
2-2.お金がかかる場合がある
ワーケーションは地方に行ってバケ−ションをします。
バケーションにはどうしてもお金がかかります。現地への交通費、ホテル代、食事代、また仕事をするためのポケットWi-Fiの費用など。ワーケーションは地方移住とは異なり一時的に地方へ赴くことです。そのため、お金を稼げたとしてもそれ以上の支出が出る可能性は高いので注意してください。
3.ワーケーションの未来
ワーケーションは、今後さらに注目を集めていくと考えられます。現在も観光庁が主体として推進しております。
一時的に地方へ赴くワーケーションだけでなく、企業の推進で長期間地方へ宿泊しながら仕事を行うという方法も増えつつあります。
実査には今までは短期出張や転勤と考えられていたことがワーケーションと名前を変えて行われている状態です。
今後のワーケーションの未来について考えてみましょう。
3-1.働き方の多様化
近年、働き方の多様化が進んでいます。テレワークの普及や、副業・兼業の解禁などにより会社に雇われている従業員の働き方はますます自由化しています。
このような状況下では、ワーケーションのような新しい働き方が受け入れられやすくなっていく方向に変わるでしょう。今まで各企業が福利厚生施設として保持していた宿泊施設もワーケーションのための施設に変わっていくかもしれません。
3-2.ワーケーションの定着
ワーケーションは現在のところは一部の企業や自治体が取り組んでいる新しい働き方です。しかし、今後ワーケーションが普及していけばより多くの企業や自治体が導入していくと考えられます。企業側も多様な働き方を提案することで人材が集まってくる状況を求めています。
3-3.ワーケーションの多様化
ワーケーションのスタイルも多様化していくと考えられます。これまでは都心のオフィスから離れた、自然豊かな場所や、観光地で仕事をするケースが主流でした。しかし、今後は海の家やキャンプ場など、さまざまな場所でワーケーションを行うケースが増えていくでしょう。
4.実際にやってみた感想
ここからは実際にワーケーションをやってみた感想です。期間は2泊3日。
あくまで僕個人の感想で、世間一般的な意見ではないのでご注意ください。
ちなみに僕は本業の仕事はリモートワークはできないので、ワーケーションでは副業ライターとしてライティングをしました。
個人的には効率よい仕事ができず、あまり楽しめなかったというのが本音です。
4-1.休暇なのか仕事なのかどっちつかず
ワーケーションは仕事と休暇を組み合わせて行います。
上手く組み合わせればワーケーションとして成り立つのですが、僕はうまくできませんでした。
そのため、個人的にはワークとバケーションは分けて行いたいと思っています。
ワークをするときにはしっかりワークをして、バケーションはバケーションとしてしっかり休む。この方が自分には向いているということがわかりました。
4-2.仕事におしゃれさを求めていない
インスタグラマーがワーケーションをしている様子はおしゃれです。
すごくインスタ映えしますが、僕個人としてはこのようなことは求めていません。
僕が仕事をするときに求めているのは集中できる環境です。
なので、このような開放的な場所よりも暗い閉所でインスタ映えしなくてもいいので集中できる環境を優先したいと思っています。
そのため、個人的にはワーケーションが向いていませんでした。
4-3.休みながら仕事ができることはメリット
休みながら仕事ができるということはメリットです。
都会の喧騒から離れて、静かな環境で仕事ができる。
仕事が終えることができれば、すぐ休めるというのはメリットでした。
5.ワーケーションのまとめ
ワーケーションは、仕事とプライベートの充実、新たな気づきや創造性の向上など、多くのメリットをもたらす新しい働き方です。
しかし、仕事とプライベートの切り替えの難しさなどのデメリットもあります。そのため、ワーケーションを行う際には、メリットとデメリットを十分に理解した上で、取組んでみてください。
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