椅子に座った時に足を組む人は今すぐやめてください【正しい姿勢を目指しましょう】

運動

皆さんは座っているとき、足をどうしていますか? 
床につけている、組む、伸ばしている。 
それぞれの癖があり、十人十色かと思います。 

そんな中で、足を組む方法が一番楽だという方も一定数いると思います。 

しかし、思い返せば学生時代には足を組んで授業を受けることなど無かったはず。 
皆、姿勢よく椅子に座って勉学に励んでいたと思います。 

ところが、大人になっていくにつれていつからか足を組むようになっていく人が増えているはずです。 

実は、足を組むことによって体のバランスが崩れてしまいます。 
体にとって、足を組むことは良くないことなのです。 
この事実が浸透していないために、今日もどこかに足を組んで体のバランスを崩している人がいるはずです。 

今回の記事では座っているときに足を組むことは体のバランスを崩すことになるので即刻辞めましょう!ということについて記事を書いていきたいと思います。 

1.座っているときに足を組むことは悪いことだ 

「座っているときに足を組むのは悪いことです。」」 
まずはこの考え方を理解してください。 

行儀も悪いのですが、単純に体のバランスを崩してしまうという意味で悪いことです。 

本来、椅子に座るときは正しい姿勢を取らないと体に負担がかかります。 

体に負担をかけてしまうと体にダメージが与えられますし、ダメージが蓄積すると疲れが溜まります。 
その他にも後述する複数のデメリットを被ることになってしまいます。 

2.座っているときに足を組むことのデメリットとは?

座って居るときに足を組むことにはデメリットが多いです。 
座っているときに足を組むことのデメリットについて解説していきます。 

2-1.血行障害が起こるリスクがある

足を組むことで、血液の流れが制限される可能性があります。足を組むと血管が圧迫され、血液の循環が妨げられてしまうのです。 
これにより、足のしびれやむくみ、痺れ、血栓のリスクが増加する可能性があります。 

血行が悪くなると体の老廃物上手く流されなくなり、疲れとして溜まってしまうこともあります。 
特に足を組んだ時は足先への血の巡りが悪くなり、冷え性などの症状を増幅させてしまう可能性があります。 

2-2.骨盤が歪んでしまう

長時間にわたって足を組むことは、骨盤の位置に影響を与える可能性があります。 
特に、片方の足を常に同じ位置に組むことで、骨盤が歪む可能性があります。 
骨盤が歪むと、背骨や姿勢にも悪影響を与える可能性があります。 

骨盤矯正を生業として営んでいる整骨院や接骨院があるように、骨盤が歪んでしまう人は多いです。 
骨盤が歪んでしまうと、病院にかからないとなかなか治療ができません。 

病院に通わないといけない可能性もありますので、足を組むのは即刻辞めましょう。 

2-3.姿勢が悪化する

足を組むことは、姿勢を悪化させます。 
一つの足を他方の膝上に乗せることで、背骨や骨盤の位置が歪みます。歪んだ状態で長時間にわたってこの姿勢を続けると、背中や首、肩の筋肉の緊張や痛みを引き起こすことがあります。 

姿勢は一度悪化してしまうと、改善はなかなか難しいです。長い時間と強い意志が必要になります。 
姿勢の悪化を避けるためにも、足を組むことは即刻やめてください。 

2-4.腰椎に負担がかかる

足を組むことによって、腰椎に負荷がかかる可能性があります。 
片方の足を他方の膝上に乗せることで、腰椎のカーブが変形し、腰の負担が増えます。 

これは、腰痛や慢性的な腰の問題を引き起こす可能性があります。 
一度腰を痛めてしまうと、継続的に痛むリスクがあります。 
まずは一度も痛まないように足を組むことをやめましょう。 

3.足を組まないことのメリット

ここまで足を組まないことのデメリットについて理解いただけましたでしょうか。 

ここからは足を組まないことのメリットについてお伝えします。 

3-1.血液循環の改善

足を組むことで、足や膝の血流が制限される可能性があります。 
その結果、足のむくみや血液の滞りが生じることがあります。 
足を組まないことで、正しい姿勢を保ち、血液循環をスムーズに保つことができます。 

3-2.体のバランス

足を組むと体のバランスが崩れやすくなります。 
例えば右足を上に組む人と、左足を上に組む人とでは体のバランスは正反対の方向に傾いていきます。 

バランスが悪くなると、姿勢が乱れたり、腰や背中に負担がかかったりすることがあります。 
正しい姿勢を保つためには、足を組まない方が良いです。 

また、スポーツをするときにも影響が出てきます。 
体のバランスが悪いと、ケガをしやすくなったり、本来の力を発揮できない場合があります。 

3-3.膝や腰への負担軽減

足を組むことで、膝や腰に不自然なストレスがかかることがあります。 
特に長時間足を組んでいると、腰や膝の問題を引き起こす可能性が高まります。 

膝や腰は一旦痛めてしまうと長期にわたって引きずってしまう傾向にあります。 
腰痛は再発の恐れの高い痛みです。 
足を組むことは即刻やめましょう。 

3-4.腰椎椎間板の負担軽減

足を組むことで、腰椎椎間板に不必要な圧力がかかることがあります。 
腰椎椎間板は長時間の圧力によって損傷を受けることがあるため、足を組まずに姿勢を保つことが大切です。 

腰の痛みを発祥してしまうヘルニアという病名について耳にしたことがあるでしょうか。 
ヘルニアは椎間板が圧迫されて発症してしまうリスクがあります。 
椎間板には極力負担をかけないためにも足を組むのはやめましょう。

3-5.筋肉の偏りを防止できる 

足を組んで座ると、一方の脚の筋肉が長時間伸ばされた状態になります。 
このような姿勢を続けると、筋肉の偏りが生じる可能性があります。 
左右のバランスを保ち、均等な筋肉の発達を保つためには、足を組んではいけません。 

4.まとめ 足を組まずに正しい姿勢をとりましょう 

足を組むこと=悪い姿勢です。 

この認識を持っていない人が多いので、まずはこの認識を持ってください。 

そして、悪い姿勢を取ることはせずに正しい姿勢をキープするようにしましょう。 

姿勢を良くすることはすべての基本です。何をするにしても姿勢は大事です。 

安定した姿勢でコトを行えば、体の力をスムーズに使うことができます。そして筋肉に無理な負担をかけなくなります。 
そうすると、結果として疲れないようになります。 

姿勢を改善して、体にかける負担を減らし、疲れない体を目指しましょう。

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