人間は周囲の人と関わりながら生きています。誰ともかかわらずに生きるということは不可能です。
人は誰もグループに所属しているからです。それは家族、学校、職場と様々あります。
そんな中で僕は常日頃から自分の中の目標として、
「自分と関わった人が成長できるようにする」という目標を立てています。
年上であれ、年下であれ、同い年であれ。
どんな人にも成長できる状況を提供し、その見返りとして自身の成長ができればいいなと思っております。
そんな中で、今回の記事は僕が大事に思っている相手の成長に対する考え方についてまとめたので、お伝えしたいと思っております。
あなたの立場から伝えることで周囲を成長させることのできる人間になろう
僕の思う周囲を成長させるとは、「努力をするように促す」です。
周囲に人間が努力ができるように火をつけてあげたり、巻き込んで努力ができるようにしてあげるということです。
まずは仕事におけるチームの中で何ができるかを考えてみたいと思います。
仕事における伝え方
チームにおいてそれぞれ立場がありますよね。一般的には上位者が1人いて複数の下位者に指示を出すチームが多いです。
そして、指示を出すのは上位者が下位者ですが、その指示が単純に通るかどうかはわかりません。
ですが、あなたの立場から伝えることで相手に届けることのできる指示があります。
今回の記事ではそれを考えてみてほしいのです。
例えば課長Aが部下Bに「本を読んで勉強しろ!」という指示を出したと思います。
部下であるあなたは面倒くさいなと思っています。
ここまではよくある光景ですよね。
この時は課長Aは部下Bに対して「本を読んで勉強する。」という行為をしてもらいたいわけです。
この「本を読んで勉強させる。」が達成できれば手段は問わないわけです。
そうした場合に部下Bの性格にもよりますが、部下Cであるあなたから「最近、本読んで勉強してるんですよねー。」と言ってみるとどうでしょうか。
部下Aからしたら、「部下Bも本を読んで勉強しているのであれば、勉強しなければ。」という意識になるのではないでしょうか。
これが置かれている立場から周囲を考えて努力をさせるということです。
最強のチームを作る姿勢
もしあなたが課長なのであれば、課をマネジメントして最強のチームを育て上げていかなければなりません。
そのために部下を最強の社員に育てあげなければなりません。
最強のチームを作るためには課長1人のマンパワーだけではどうにもならないので、どんどん部下を育ててこの力ではなく、数の力を増やしていかなければなりません。
その一方であなたがさらに上を目指すのであれば、上長である次長や部長も育ててあげなければなりません。
課長という立場から指示を出すことは難しいので、下の立場から言える上長が仕事に励む言葉をかけてあげなければなりません。
自身の思いを言語化して伝えていくことが必要ですが、言い方は気を付けなければなりません。
立場が下位にあるということは、指示を出すことは難しいです。
そのため、言葉で誘導してあげなければなりません。
下位者から上位者を動かすということは難しいのでゆっくり解説していきます。
自身の努力を語る
上位者と下位者で異なる部分は上位者の方が、物事に精通している可能性が高いということ。
多くの場合、上位者のほうが経験値が多いため、上位者になっているわけです。
そのため、自身が現在努力していることについて上位者について語って説得力を高めましょう。
自分の努力はあまりにも自慢のように伝えてしまうとうっとうしいです。なので、やんわりとかつしっかりと伝えるようにしてください。自慢げにかたってしまうと逆効果になってしまいます。
伝える技術
上位者が下位者の言っていることを聞くかどうかは、「正しいかどうか 」ではありません。感情を動かしたかどうか」です。感情的に上位者が下位者に対して指示をしたとしても下位者は動くことはありません。
いかにして、感情を動かせるかどうかで人が動くのです。なので、感情をうごかせる伝え方をしましょう。正しいことを理論的に説くのはナンセンス。
相手が動きたくなることを想像して伝えるようにしてください。
まとめ
通常の組織では、指示は上位者が下位者に対して行います。それはこの世の道理なので、縄文時代から変わっておりません。
ですが、下位者という立場だからこと伝えれること、下位者という立場だから上位者を動かせることがあると思います。
自分の置かれている立場だからできることを考えて実行していけばマネジメントスキルは高まる一方です。
将来的なマネジメントに向けて、下位者から上位者を動かすスキルを身に着けていきましょう。
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