この記事を書いている現在31歳の僕は人生で1度だけ転職をしています。
当然ですが、転職をすることで職場の環境が変わりました。
職場の環境が変わったことで、メリットを感じていますがデメリットも感じています。
元々その会社にいる人たちにとってはその会社の運営方法が当たり前。
メリットもデメリットも感じていないようです。何も感じずに日々を過ごしているようです。
しかし、転職している僕からすると異常だなと思う部分がかなりあります。
逆にすごくいいなと思う部分もあります。
これらの良い部分や悪い部分は会社を変えた以上はうまく付き合っていきたいと思っています。
今回の記事では転職をしたことによるメリットとデメリットについてとその対策について考えていきたいと思います。
そして、デメリットに対する対処方法を私の経験に基づいた体験談として語っています。
同じような悩みを抱えている方に伝われば幸いです。
1.転職におけるメリット
転職をしたことでどんなメリットがあったかについてまとめていきます。
メリットに関しては前職と現職にどれほどの差があるかによって変わります。
また、入社時の条件だけでは100%の判断することはできず、実際に入ってみてからわかることもたくさんあります。
そんなメリットについてまとめていきます。
メリットに関してはありがたく受け止めさせてもらっています。
1-1.業務時間が短くなった
前職では残業時間が40時間を越えるのは当たり前になっていましたが、現在は10時間を切るようになりました。
10時間を超えたことはまだありません。
残業時間が減ったことで、その時間は家族と過ごす時間として使えるようになりました。
ランニングや筋トレなどの趣味にも時間を使えるようになりました。
1-2.有給休暇が消化できるようになった
前職では有給休暇を使ったことがほぼほぼありませんでした。
任意の使用は祖父が亡くなった翌日の葬式の日のみ使い、(葬式が終わって夜8時ごろには出社しました)
それ以外では使ったことがありませんでした。
現在は義務として有給は5日間消化しないといけませんが、この5日間は会社からこの日に消化してくれと決められていたので、実質任意では使用できませんでした。
それが現在は有給休暇は思い通りに使用可能となっています。
前職では結局有給を全く使っていなかったので、消失していましたが現職では子供の体調不良などのアクシデント時に使用しています。
1-3.仕事の納期に余裕ができた
前職では仕事が次から次へと降ってくる環境下にあったため、いつも慌ただしく仕事をしていました。
ところが現職では仕事を落ち着いたペースで行うことが可能です。
目の前にある仕事に対して、自分で納期は決めますが、基本的に急かされることはほとんどなく残業の繰り返しによって納期を繰り上げて仕事をすることもありません。
また、チーム制での仕事になったので、自分ができないときには代わりにやってくれる人がいるという環境の変化も大きいです。
専任として絶対に自分がしないといけない仕事の量が減り、チームで仕事を完成させるというタスクが増えました。
専任の仕事が減ったので納期には余裕ができた形です。
2.転職におけるデメリット
もちろん逆にデメリットもあります。
転職する前にはすべてが思い通りにいき、新しい会社には悪いところはない。という頭がお花畑状態になっていたかもしれませんが、
実際に入ってみると思い描いていた状況とは異なる場合があります。
ここからはそんなデメリットについて考えていきたいと思います。
2-1.仕事におけるスピード感が遅い
仕事におけるスピード感がぐっと遅くなりました。
今までは熱湯に使ってバタバタとしていたところから、ぬるま湯に使ってのほほんと仕事をしている感覚です。
自分一人でできることに関してはスピード感を持ったまま仕事に励めばいいのですが、なんせ周囲がそのスピードで仕事をしていないので上手く回せないというのが問題です。
2-2.労働市場において役に立つスキルが身につかない
現職は前職に比べてポータブルスキルが一向に身に付きません。
ポータブルスキルとはどの会社、どの部署に行っても持ち運ぶことのできるスキルのこと。
例えば、
・タイムマネジメント能力
・人前で話すスキル
・交渉力
などのどの部署でも使うことのある能力です。
これらの能力について、まずは所属している社員が劣っているように感じます。
狭い業界の中で生きており、社外に出たときに活躍する必要がないのでしょう。
人前に立って話ができるスキルなんて当たり前に持っているべきものと思っていたのですが、
今の会社では選ばれし者のみが持つことのできるスキルとされています。
前職では若いながらも経験を積ませてもらっていたのだなと痛感しており、それは非常にありがたかったです。
今の会社でもそのスキルは定期的なメンテナンスを行いながら、使っていきたいと思います。
2-3.熱意を持った人材が少ない
前の会社ではもっと仕事に対して熱意を持った人が多かったです。
いるだけで元気にしてくれるような底知れない明るさを持っている人材。
好奇心が旺盛でいろんなことに取組み、マイナスなことは言わずに建設的に前を向いて仕事のできる人。
こんな人材が今の会社にはいないように思います。
自分はそういうやる気に満ち溢れた人材になりたいと思っていますし、自分が周囲を引っ張っていきたいとも思っていますが、
一人だけでそんな空気を作ることは難しいです。
3.まとめ 転職をした後はキャリアについて考えましょう
転職をすると、前職と現職それぞれに所属することのメリットとデメリットが見えてきます。
転職したことで得ることのできたメリットは受け入れればよいですが、
デメリットに関してはこれから現職の会社から去るまでずっと付き合っていかなければならないです。
であれば、極力早い段階で対処するようにしましょう。
せっかく心機一転、新しい仕事に就いたのですからメリットはしっかりと受け止めてデメリットは必ず排除できるようにしましょう。
長いビジネスマンとしての人生。
その会社にいるのは長くなるのが短くなるのかなんて誰にもわかりません。
ただ長い目で見たときにぬるま湯に浸かって成長を阻害する環境に居座るのはいけません。
少しでも成長が促進できるように日々の行動について見直していきましょう。
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