僕は住宅設備営業マンとして働いて8年目になります、まさおです。
住宅を建てる時や、住宅をリフォームするときにどのユニットバスを使おうかとても悩みますよね?
今回の記事ではユニットバスってどこのメーカーがいいの?
というお悩みをかかえている方に向けて商品のご提案をさせていただきたいと思います。
ユニットバスを選ぶ時の基準は?
新築を立てらてる予定の方や、リフォームをされる予定の方。
どういった基準でユニットバスを選んだらいいか迷っていられる方が非常に多いかと思います。
ユニットバスは毎日使う場所です。キッチンは外食することはあって使わない機会があっても、お風呂には入りますよね。外食≧温泉の人の方が多いと思います。なので、慎重に選びたいですよね。
今回はユニットバスをどうやってえらんだらいいの?各メーカーにどういった違いがあるの?
といった内容でまとめていきたいと思います。
※客観的に見ているつもりですが、独断と偏見もふくまれることはご容赦ください。
0.ユニットバスと在来浴槽の違いとは?
本題に入る前にそもそもユニットバスとは何なのでしょうか?
ユニットバスとは1964年の東京オリンピックを間近に控えて1963年にTOTOが開発しました。
東京オリンピックを前にマンションやホテルの建設が増えている最中、短工期での工事を実現化するためにユニットバスが開発されたのです。
それまでは「在来浴室」と言われるお風呂が使われておりました。戸建て住宅用にも1977年に開発され、一般住宅にも必要とされる浴槽となってきました。上記の写真でいう右側のお風呂になります。現在の新築では一般的に取り入れられているのがユニットバスですね。
在来浴槽は少し古い形と言えます。上記の写真でいうと左側になります。築年数50年以上の住宅であれば在来浴室が家にあるよっていう方が多いかもしれません。
4方を壁で囲まれた部屋にタイルを一周貼って、浴槽をはめ込んでいます。ユニットバスと異なり、少し寒いのが特徴。また、カビや汚れに対する耐性もユニットバスに比べると劣ります。
現代ではほとんど見かけない仕様のため、逆に在来浴室を作れる職人さんが減っています。また、金額面でもかえって高くつくかもしれません。
1.ユニットバスのメーカーシェアってどうなの?
ここからはユニットバスのシェアについて説明していきたいと思います。
基本的にはユニットバスはメーカーで製造されます。製造されたユニットバスを現地で職人さんと言われる専門業者さんが組み立てていきます。
在来浴室を新築でも使う場合もありますが、現在は新築、リフォーム含めて95%以上はユニットバスが使用されております。
ユニットバスの製造メーカーは10社以上ありますが、上位6社で約88%を占めております。
順位の上位から、
- TOTO
- LIXIL
- パナソニック
- タカラスタンダード
- ハウステック
- 積水ホームテクノ
となっております。
その他にもクリナップやトクラスといったメーカーがあります。
下記のグラフがメーカー別のシェアです。
ここ10年ぐらい、このシェアは大きく変わっておりません。
人気のメーカーを選びたい人は、TOTOやLIXIL製のユニットバスを採用することをお勧めします。
各メーカーごとに特徴がありますので、後ほどそれぞれ説明していきたいと思います。
2、ユニットバスを選ぶこだわりは?
新築住宅とリフォームでのユニットバス採用には金額の違いが大きく出てきます。
一般的に新築で選ぶユニットバスよりもリフォームで選ぶユニットバスの方が価格が高い傾向にあります。
といった理由が挙げられます。
ユニットバスを選ぶにあたって個人のこだわりが大きく反映されます。
キッチンは女性がこだわりを持って選ばれることが多いですが、ユニットバスは男性が中心となって選ばれることが多いです。ユニットバスは毎日入る場所なので、こだわりを持って選びたいですね。
こだわりすぎると金額はどんどん大きくなってしまいますので、自分の中でのポイントを絞っておくことが大事です。
3、ユニットバスの価格の秘密
ちょっと裏話です。が、ここは知っておいてほしい重要事項です!
価格交渉をするにあたってもユニットバスの商流を知っておくことは重要です。
定価で100万円以上する商品ですから極力安い価格で購入したいですよね。
キッチンの販売に関してはメーカー→代理店→工務店→お客様という経路で商品が提供されます。
例えば定価100万円のユニットバスがあったとします。
メーカー(製造原価)→ | 代理店→ | 工務店、ハウスメーカー→ | お客様 |
20万円→ | 30万円→ | 4万円→ | 70万円 |
といった具合の販売価格になります。
上記の販売価格は一例ですが、それぐらいの値引き率の対応をできるということですね。
メーカーや、工務店の売っている数によって金額は上下しますが、大方こんな感じです。
年間販売台数の多い取引先にはメーカー側も金額を安く提供するため20万円で販売している会社もあるかもしれません。
工務店と大手ハウスメーカーを比較した場合に大手ハウスメーカーの方が販売促進費や住宅研究費などの販売管理費がかかるため、粗利額を高くする必要性があります。
そのため、提供価格がどうしても高い傾向にあります。
また、見積もりを見る時にはキッチン単品の価格では判断できない場合があるので、工事代等を含めた全体で金額を見る必要があります。
そして、販売元の工務店によって得意なメーカー、不得意なメーカーがあります。
特定のメーカーの商品を多く仕入れていればその分そのメーカー商品を安く買えますから、お客様への提供価格も安くなります。
A工務店はリクシルをたくさん使っているから、リクシルのユニットバスが安い。
B工務店ではTOTOのユニットバスをたくさん使っているからTOTOのユニットバスが安い。
といった具合に、工務店ごとの得意不得意なメーカーもあるので注意が必要です。
契約しようとしている工務店さんに確認してみましょう。
4、ユニットバスを選ぶポイントは?
さてさてここからユニットバスメーカーごとの特徴を書いていきたいと思います。
大きく4社のメーカーを取り上げたいと思います。
ユニットバスはTOTOとLIXILの2強といっても過言ではありません。
ですが、その一方でその他のメーカーお客様に喜んでもらえる特徴を持っておりますので見ていってくださいね。
実はユニットバスはキッチンと比較しても特徴が少ないのも特徴ではあります。キッチンとは違って差別化がしにくい商品なんですね。
なので、違いをお伝えしづらいところではありますが。。。。
困ったら工務店さんが勧めてくれるメーカーやキッチンを採用したメーカーと同じメーカーの商品を選ぶのも手です。
①TOTO
TOTOはユニットバスの老舗メーカーです。ユニットバスを世界で初めて発明したのもTOTOです。
やはり製造の歴史を持っているメーカーらしく、様々な特徴もさることながら製品の質にもこだわりを持って製造されています。多くの工務店やハウスメーカーで採用されており、ユニットバスと言えばTOTOという認識の業界人は山ほどいます。
そんなTOTOの魅力はキャッチーな名前の機能です。
- ほっカラリ床
- 三乾王
- 魔法びん浴槽
こういったわかりやすい名前の機能があります。3つとも名前を見ればなんとなく、どんな機能なのか想像がつきますよね。そんなキャッチーな名前の機能が魅力。もちろん質の高い機能となっております。
②LIXIL
リクシルは2011年に様々な住設メーカーが合併してできた企業で旧イナックス系のユニットバスを主軸として販売しております。
特徴としては安価で良質な商品をお届けしてくれることが挙げられます。
リクシルのユニットバスが普及したのは安価だったことが大きいです。
価格的なメリットが他メーカーに比べて大きいため、採用しやすい傾向にありました。
また、メーカーとしての認知度の高さ、CMの上手さも普及した理由として挙げられます。
正直機能としてはそこまで優れた部分は多くありません。
ですが、わかりやすい上に工務店さんが良く勧めており採用が伸びている印象です。
3.パナソニック
パナソニックは家電メーカーです。なので、機能が充実しております。また、換気扇や、照明といったすべての商品がパナソニック製です。他社のユニットバスは換気扇が三菱製だったり、照明がKOIZUMI製だったりするのですが、パナソニックだけはすべて自社生産となっております。
そして、酸素美泡湯は他社にないパナソニックのユニットバスの決め手となりうる商品。浴槽から酸素が出てきて、酸素で体を温める効果をもっています。加えて肌をきれいにしてくれる効果も併せ持つ優れもの。
酸素美泡湯が決め手でパナソニックのユニットバスを選ぶ方が多いイメージです。
4.タカラスタンダード
ホーローとは、鉄の強さとガラスの美しさを合わせ持つ素材。
ガラスは、水、熱、ニオイに強く、さらに見た目も美しい素材です。ですが、割れやすいのがデメリット。だから、そのデメリットを克服した、割れないガラスという夢の素材が「ホーロー」です。
(タカラスタンダードHPより引用)
タカラスタンダードはホーローが一番の特徴。ホーローを使っているこの鋳物ホーロー浴槽は使ってもt使っても、清潔感が長続きする最高級の浴槽となっております。
また、リフォームに使いやすいぴったりサイズバスも魅力的。
浴室のサイズを調整可能で、リフォームでもうまく最大限まで広くスペースを活用できる特徴を持っています。
6.まとめ
以上が各メーカーのユニットバスを選ぶ基準になります。
どのメーカーも自社のユニットバスを選んでもらえるように必死です。
そんな中で各メーカー、自社の商品の良さを訴えれるように必死に戦略を練り、必死に商品開発をしております。
どのメーカーの商品を使えばいいかは皆様のユニットバスに対する悩みによって異なります。
日常的にここが不満だという部分を考えておくようにしましょう。
その悩みに対する解決策を各メーカー持っております。
自分の悩みと合致して、解決策が提案されているユニットバスを見つけるようにしましょう。
個人的にはショールームは必ず見に行くことをお勧めします。
まずはショールームで実物を見てクオリティを確認してみてください。
キッチンは一度使え始めると20年先ぐらいまで交換しない商品です。
この商品であれば飽きずに使える続けれるなという商品を妥協せずに選ぶようにしましょう!
インターネットでのリフォーム依頼もおススメです。
理由はお得だから。
様々な提案をしてくれる工務店さんは魅力的ですが、価格が高くなるのも事実。
インターネットでの依頼は価格を押さえれるため、魅力的です。
ぜひ見積もり依頼をしてみてください。
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