ポモドーロテクニックとは?時間を有効活用できるテクニックです

時間

皆さま、忙しいですか。忙しいですよね。本当に毎日が忙しい。
現代は様々な情報が飛び交いとにかく毎日が忙しい。
忙しなく過ぎていく時間に少しでも時間を調達して効率よく過ごしていきたいとと思われることもあるのではないでしょうか。

時間は限りある資源でできることなら有効に使いたい。
そんな中で時間を上手く使う方法として、ポモドーロテクニックという方法があります。
これは集中力を上手く使って、生産性を上げることのできる時間管理術です。

作業を分割して、短時間に区切って実行し、高い生産性を上げるための方法になります。
このポモドーロテクニックを活用すれば、作業を短時間で終えることができ、時間を余らせることができます。

ポモドーロテクニックを使って、余った時間を有効活用すれば、足りない時間を補うことが可能になります。

今回の記事ではこのポモドーロテクニックについて解説していきます。
ポモドーロテクニックを使って最小の時間で最大の成果を上げる方法について考えていきましょう。

ポモドーロテクニック以外でも生産性を高める記事を書いていますので、生産性を上げる方法について知りたい方は以下の記事を確認してください。

1.ポモドーロテクニックとは?

ポモドーロテクニック(Pomodoro Technique)は、タイムマネジメントや作業効率を向上させるための方法の一つです。

このテクニックは、1980年代にイタリアのフランチェスコ・チリロ(Francesco Cirillo)によって開発されました。ポモドーロとはイタリア語でトマトを意味します。トマト型のキッチンタイマーを使って作業時間を区切ることからその名前がつけられました。

おそらく以下のようなタイマーを使用していたのではないかと思われます。

40年前ですが、未だに同じようなタイマーが残っているのはすごいですね。

2.ポモドーロテクニックの使い方

実際にポモドーロテクニックを使って作業を行う場合にはどうすればいいのでしょうか。ポモドーロテクニックの方法について解説していきます。

2-1.タスクの目標設定

まず、取り組むべきタスクを決めます。このタスクは通常は、30分から1時間程度で完了できるものを選びます。もし、そのタスクが2時間かかるようであれば分割して1時間程度で終える範囲を決めてしまえば大丈夫です。

2-2.ポモドーロの設定

キッチンタイマーなどのタイマーを25分に設定します。この25分のタームで行われる1つの作業のことをセッション(ポモドーロといいます)といいます。僕は常に持ち歩いている携帯を使ってタイマーを輝度させています。

2-3.作業開始

ポモドーロのタイマーを設定したら、選んだタスクに集中して作業を始めます。他のことに気を散らさず、そのタスクに集中します。ここで集中して作業に取組めないとこのポモドーロテクニックは有効になりません。作業に集中してください。とにかく作業に集中してください。

2-4.ポモドーロの終了

25分の作業セッションが終了したら、タイマーが鳴ります。この時点で5分間の休憩をとります。

2-5.休憩

休憩中はリラックスし、気分転換を図ります。スマートフォンやソーシャルメディアなどの気晴らしを避け、再び集中力を高めるために頭も体も休めます。

2-6.繰り返し

25分の作業セッションと短い休憩を繰り返します。通常、4つのポモドーロ(作業セッション)を終えたら、長い休憩(30分程度)を取ります。

これが1サイクルです。このおよそ2時間のサイクルを繰り返し実行することがポモドーロテクニックです。

人間の集中力の限界の時間に関しては諸説ありますが、開発者のチリロさんの試行錯誤の結果、25分が最大限に集中できる時間ということでこのポモドーロテクニックは25分で設定されています。

3.ポモドーロテクニックを使用するメリット

ポモドーロテクニックを使用るとどんなメリットがあるのでしょうか。以下にポモドーロテクニックを使用するメリットについてまとめてみました。

3-1.集中力の向上

短い作業セッションと休憩を交互に行うことで、集中力を高めることができます。短時間でも集中しながら作業をすることで、効率を上げることができます。むしろ短時間だからこそ集中して作業に取組めるといえます。

3-2.タスクの可視化

タイマーを使って時間を区切ることで、タスクが進行していることを視覚的に確認できます。そのタスクにどれほどの時間が必要なのかがわかればその進捗率もわかります。

例えば、そのタスクに100分の時間がかかるのであれば、1ポモドーロ当たり25%の進捗率になります。

3-3.モチベーションの維持

定期的な休憩を取ることで、疲労を軽減し、長時間の作業に対するモチベーションを維持できます。

休憩中は全力で休む。作業中は全力で取り組む。この全力の作業から全力の休憩というメリハリが利いていれば、有効的に時間を使いながら作業ができます。

また、生産性の高さを維持しようとするモチベーションが働きだすと仕事の先延ばしをすることもなくなります。目の前の仕事に対して全力で取組むからこそ高いモチベーションが生まれてくるのです。

まとめ ポモドーロテクニックで時間を有効活用しよう

人間の集中力には限界があり、漫然と作業をしていると時間は過ぎていってしまいます。
そこで、ポモドーロテクニックを活用すれば時間を効率的に使うことができます。

おさらいになりますが、ポモドーロ・テクニックは非常に簡単な方法です。

1.25分間の作業を行う
2.5分間の休憩をする
3.これを4セット繰り返す
4.4セットが終わったら30分の休憩をする

手順はたったこれだけです。

限りある集中力を上手く使うためにはポモドーロテクニックを使ってみましょう。
集中力が高まって、今よりも高い生産性で力を発揮できるようになりますよ!

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