住宅設備の営業マンとして働くまさおです。
様々な工務店さんとやりとりさせていただいておりまして、住宅には精通しております。
今回の記事では住宅を建てられる方に向けて書いた記事になります。
木視率という言葉を聞いたことありますでしょうか?
目視率の適度な住宅はストレスを感じにくい住宅です。
住宅を建てるにあたって、木視率を意識してみてください。
木視率とは?
木視率とは何なのでしょうか?
木視率とは「もくしりつ」と読みます。
視線の中で木肌が見える割合のことを指します。
日本の住宅はほとんどが木造住宅です。
木材を使った家が多いので木材が見える割合を考えて住宅設計をすることは非常に重要です。
建てたい家の形が決まってきて内装を考える際には木視率を意識してみてください。
ほどよい木視率とは?
部屋の面積は一般的な住宅では天井20%、床20%、壁60%といわれています。
この中で木肌の見える割合を木視率といいますが、木視率は40%前後が最適といわれています。
部屋全体の面積の40%前後にすることで一番リラックスできる空間を作ることができます。
少なすぎると木の雰囲気を感じることができないですし、多すぎると逆にくどくなります。
適量の木視率で視覚からストレスを減らす住宅に住みたいですよね。
木視率を意識して設計されている「コメダ珈琲」
コメダ珈琲に行ったことありますか?
コメダ珈琲は木視率を意識して設計されています。
木視率を40%前後に設定することで、落ち着いてリラックスできる空間を作り出しているのです。
カフェなのでお客様には落ち着ける空間を提案したいという創業者の思いが反映されています。
リラックスした空間で飲むコーヒーはおいしいですよね。
一般的な住宅の木視率は20%
一般的な住宅の目視率は20%前後といわれています。
単純に床のみが木質になっており、床面の20%の面積が木視率になっているわけですね。
一般的な住宅であれば特に意識せずに20%前後で建築するものです。
木視率を40%にするために
では木視率を40%前後まで上げるめにはどうすればいいのでしょうか。
木質の家具を置いたり、いろいろな方法があるとは思いますが、住宅設備の営業的にお勧めしたいのは以下の2つです。
腰壁を作る
腰壁とは上の写真のように腰ぐらいまでの高さに壁を作る商品です。
少し前にDIYで腰壁をつけることも流行っていました。
正直腰壁に関しては個人的には掃除もしにくいし百害あって一利なしと思っていたのですが、ストレス軽減に役に立つ古くからの知恵が集約されているいい商品だということに最近になって気づきました。
しかも壁の面積の3分の1ほどが木肌になるので木視率の調整に一番良いのも特徴です。
梁の見える家にする
梁の見える家にすることで木視率が調整できます。
旧家で梁が出ている家ってありますよね。
古くからの知恵がここにも集約されていたのです。
梁を出すことでおしゃれな住宅にもできますし、木視率も適量になりストレス軽減効果も高まります。
まとめ
今回の記事では木視率について書きました。
住宅を建てられようとしている方はぜひ木視率を気にしてみてください。
ストレスを軽減する効果が見込めていい家を建てることができますよ!
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