住宅設備業界の働き方とリアル【僕の体験談】

仕事

どうも。まさおです。

入社して8年目、仕事は住宅設備の販売営業をしております。

住宅設備というのはキッチン、バス、洗面、トイレといった家を建てるにあたって付けられている設備商品でございます。

水廻りも含みますが、その他床材、ドア、給湯器、エアコン、照明といった商材も含まれております。

その商品をハウスメーカー、工務店に販売するのが仕事です。

流通経路としては

住宅設備メーカー住宅設備の代理店→ハウスメーカーor工務店→お客様という流れで商品が提供される業界となっております。いわゆるBtoBというやつですね。

そして、大きく分けると住宅設備の営業マンには2種類あります。

1つは住宅設備メーカーに所属しながら、代理店を回る営業マン。

もう一つは住宅設備の代理店に所属しながらハウスメーカーor工務店を回る営業マンで、僕はこちらに所属しています。

今日は僕が働いている業界のいい点、悪い点などのリアルな話をしていきたいと思います。

それではいきましょー!

住宅設備営業のいいところ

ありません。

うそです。

すこしだけあります。

それは新卒入社でほかの会社に入った大学の同級生よりもすこしだけお給料がいいところです。

ほんのちょっとだけですけどね。

その他も触れていきたいと思います。

業界の最新に触れることができる

住宅業界の最新に触れることができます。しかも詳細に。

住宅営業マンとは違って住宅設備営業マンは家自体のお金のことなどは詳しく知る必要がないですが、設備に特化して知識がついていきます。

最新のキッチンはお掃除の手間がほとんどいらなくなっていることや、トイレの節水効果が高いこと、「アレクサ、エアコンつけて」などのスマートスピーカーの知識など新しいことにどんどん触れることができます。

BtoB営業なので飛び込み営業がほぼない

BtoCの営業は少しハードルが高くしんどそうというあなたにおすすめです。

BtoBなので大きく営業ノルマを達成できないという事がないです。飛び込み営業がないので。

自然と販売数字を上がる月もありますし、当たり前ですが、上がらない月もあります。

住宅設備営業の大変なこと

大きく2つありまして、1つは営業マン一人当たりの抱えている件数がとても多いこと。そしてもう1つは既存の仕事をしながら新規開拓のような仕事をする必要があるという事です。

両方とも見ていきましょう。

営業マン一人あたりの抱えている仕事が多い

同時進行で進んでいる案件が150件近くあります。

これは担当のお得意先様の構成にもよりますが、僕の場合は新築が50件、リフォームが100件といった具合です。

一般的な業界よりも圧倒的に件数が多くなりがちです。

例えばお得意先様である新築の営業マンのであれば着工中、折衝中含めても多くて5件から10件ぐらい、普段であれば3件から5件ほどです。

しかし、住宅設備営業である我々はその住宅営業マンを50人以上担当します。当然ライバルメーカーに行く仕事もあるので、単純な計算にはなりませんがこれぐらいの件数になります。

休日労働が多くなる

仕事の得意先となる、工務店やハウスメーカーさんは休日にイベントでお客さんを誘致します。

そのため、我々の休みである土日にイベント応援という形で参加する必要があります。

代休を取ることができるのですが、代休を取った日の平日でも現場は動いているため、現場の職人さんから電話がかかってきます、、

また、単純に土曜日も職人さんは仕事をしているので土曜日も仕事の会社も多いですし、休みでも電話がかかってくることは多いです。

住宅設備営業マンの仕事内容

仕事の内容は一日の行動から見てみましょう。

8時出社現場で工事をしている職人さんたちは朝早いので朝から電話がよくかかります。
9時朝礼今日一日の行動を決めます。
10時積算・見積図面を見ながら見積もりを作って先方へ提出します。
11時発注・修理対応等いただいている発注をしたり、修理の依頼をかけたりします。
12時昼休憩13時からの訪問に備えて出発。好きなところでご飯が食べれるのはメリットですね。
13時訪問・提案工務店様に訪問して打ち合わせ、商品提案をします。
14時現場訪問工事中の現場に訪問して、大工さんと打ち合わせをします。
15時見積朝の見積もりの続きです。
16時発注事務処理はまだまだ終わりません。
17時事務処理以下ずっと事務処理です。
18時事務処理事務処理
19時事務処理事務処理
20時事務処理事務処理 終われば 退社

大変なのは見積もりと発注と納品と工事を全部こなさなければいけないところです。

あと会社用の携帯電話のかかってくる数がめちゃめちゃ多いです。

一日50件ぐらいかかってくるような日もざらにあります。

正直、事務処理が追い付かないのが営業社員の総意です。

特に地方の営業所はその傾向が顕著になっています。人が少なく足りない傾向にあるからです。

配属の希望はある程度は通るとは思いますが、選ぶことはできないです。

都会の配属になった方が労力的には楽です。

住宅設備業界について

業界の中での大手のメーカーはリクシルとパナソニックの2強体制です。

その下にTOTOや、タカラスタンダード、クリナップ、YKKなど名前の聞いたことあるメーカーが多いと思います。
CMも結構してますね!
給湯器などは三菱、日立などの家電メーカーもいたり、幅広い業界です。

業界はの統合がすすんでおり、新しいメーカーは参戦しにくい感はありますね。

また得意先である、住宅業界はリフォーム業界に関しては家電量販店の参戦だったり、競合がはげしくなっています。

工務店は規模によっては淘汰されていくかもしれません。

まとめ

今回は僕が仕事をしている業界について記事を書いてみました。

衣食住のなかの住に関わることで、よりよい生活方法を考え、提案できるのが一番の魅力だと思います。

みなさんもぜひ興味があれば住宅設備業界へ、ぜひ。

下記に住宅設備営業マンの仕事の効率化についてまとめております。

こちらの記事では住宅営業と住宅設備営業のちがいについてまとめております。

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