営業職をしていた人ならわかると思いますが、営業はお客様やお得意先様の都合によって仕事の時間を変えないといけません。
そのため、業務時間が長くなることもありますし、突発的な残業も増えてしまいます。
子育ても突発的なことが多いです。
急に子供が熱を出して会社を休みことはよくあることです。
あなたの会社でも見かけたことがあるでしょう。
結論を言うと、営業職は子育てに向いていません!
もしも育児に向き合いたいのであれば、営業職は避けましょう。
今回の記事では営業職がなぜ育児に向いていないのかについて考えていきたいと思います。
1.営業職の特徴
冒頭で営業職は子育てに向いていないと書きましたが、何が子育てに向いてないのでしょうか。
まずは営業職の特徴について見ていきましょう。
1-1.営業職は突発的な仕事が入りやすい
営業職は突発的な仕事が入りやすいです。
普段の仕事をしていると突発的な仕事はいくつか入ってくると思います。
自分が現在している仕事を手を止めてしないといけない仕事。
軽いものでいうと電話もそうです。
この突発的な仕事が多いのが、営業職です。
営業職は特に社内の人ではなく、社外の人を相手にして仕事をします。
これはBtoCであっても、BtoBであっても共通です。
この突発的な仕事の多さが、子育てに向いていない要因となっています。
1-2.残業時間が長い
営業職は残業時間が長いです。
それは、一番成果を求められる職種だからです。
特に目標値への達成に対してもシビアで、目標数字がが達成できていない場合、
残業をせずに帰宅することを良しとしない会社も多いのが現実です。
残業をせずに一定の成果を上げつつけるスーパー営業マンも一定数存在はしますが、
それはかなり限られた人材です。
普通の人は残業なしで常に成果は100%なんて人はいません。
残業を厭わないほどの努力を重ねたうえでスーパー営業マンになっていくものです。
また、相手の都合に合わせた残業も必要になってきます。
それらを100%断ることも難しいです。
長い残業が営業職が子育てに向いていない原因です。
1-3.成果を求められる
営業職は成果を求められます。
成果があげられないなら、営業職は辞めてしまいなさいという会社はかなり多いでしょう。
営業職は数字で成果が目に見えてしまうため、周囲の視線も厳しくなりがちです。
事務職の成果は目に見えないですが、営業職は数字ではっきりとわかってしまいます。
また、成果を求められることは仕事におけるストレスにもなります。
ストレスが溜まると子育てにも悪影響です。
こういった点が子育てに向いていない要因となっています。
2.営業職が子育てに向いていない理由
営業職の特徴について見てきました。
営業職がいかに子育てに向いていないかがわかってもらえたかと思います。
ですが、それでも営業職の人が営業職を辞めれない場合もあると思います。
そこで、営業職をしながら子育てをしたい人は、どうすれば子育てに励みやすいのかについてまとめていきたいと思います。
2-1.スケジュール管理をうまくする
スケジュールが管理できていないと、子育ては上手くいきません。
営業職は特に相手の都合に合わせて動く必要があるからです。
例えば、私の場合は身近には住宅会社の営業マンが多くいました。
営業マンはお客さんの都合で時間を決めざるを得ないため、
夜に打ち合わせをすることも多かったです。
仕事が終わって、18時半や19時からの打ち合わせも頻繁に入っていたイメージです。
これらのスケジューリングをうまく行いましょう。
一人で難しい場合は、パートナーとのコミュニケーションを取ることも大事です。
パートナーに代わってもらえる部分は代わってもらい、スケジュールを調整していきましょう。
2-2.時間管理を上手くする
仕事が終われば定時ダッシュ。
これが子育てをする人にとっては一番理想的な退勤方法です。
ところが、営業職に従事しているとなかなかこれが難しい。
僕も営業をしていたのでわかりますが、定時を過ぎても会社の携帯にはバンバン電話がかかってきます。得意先によっては22時に掛けてくるような輩もいました。
こんなことをしていては当然子育ては難しいです。
こんな場合だと例えば、携帯を完全にマナーモードにしておいて、後からかけなおすというのも一つの手です。
そもそも、22時に電話がかかってくる環境を良しとしないようにしておくのです。
とはいえ、すべての電話を断っていると成果が出なくなる可能性もあります。
仕事とプライベート、オンとオフの時間をうまく使い分けて時間を管理していきましょう。
2-3.ストレスを管理する
営業職はストレスの多い職種です。
退職者も多く、精神的になかなかの重労働です。
仕事でストレスが溜まってしまうと、子育てに悪影響を与えてしまいます。
溜まったストレスを子供にぶつけてしまう可能性があります。
うまくストレスと付き合っていくためにはストレスのはけ口を作っておくことです。
ストレスを消化できないと溜まってしまいいつか爆発してしまいます。
パートナーと協力し合って、一人の時間を作るなどの方法を検討してみましょう。
3.まとめ 子育てに本気で向き合うなら営業職は辞めよう
営業職はどうしてもお客様の都合に合わせた時間の使い方をしないといけません。
時間の管理を徹底していても、契約を取るために子供との時間を犠牲にしないといけないタイミングが来ると思います。
もちろんすべての営業職がそのような働き方をしているわけではありませんが、
多くの営業職は優先順位をその時々によって変えないといけない場合があります。
今回の記事は元々営業職をしていた私の体験談もふまえて書きました。
もしも子育てに本気で取り組みたいのであれば営業職はしないことをおススメいたします。
コメント