ウッドショックこそウッドチャンス【住宅業界の今後が変わります】

住宅

どうも。まさおです。

いきなりですが質問です。

ウッドショックという言葉を知っておられますか。

現在、ウッドショックによって木材は高騰。

家一棟建てるにあたって、1年前の価格から100万円以上上がる場合もあるような状況です。

ですが、ピンチはチャンス。嘆いても価格や調達可能量は変わりません。

ウッドショックによってもたらされるチャンスをまとめたいと思います。

これを機に日本における木材の取り巻く状況の変化と、ウッドショックによってもたらされるメリットをまとめたいと思います。

木材供給が国産になる

基本的にはアメリカからの木材を輸入しないことが起因し国産材を使わざるを得なくなります。

国産材を使うことによるメリットがどれだけあるかということになります。

雇用の増加

国産材を使うのであれば国内における雇用は増加します。

林業従事者は林野庁の統計によると2015年の統計にはなりますが、4.5万人となっております。

1980年には14.6万人いた従事者がおよそ30%まで減少しております。

本来の需要量であれば10万人ほどの雇用が可能なのではないかと推測されます。

重労働にはなることは間違いないですが雇用の増加は魅力的です。

花粉散布量の減少

日本の国土は3分の2が森林です。

3分の2に植えられたスギやヒノキが起因し花粉症で苦しむ人口が年々増加しております。

私は花粉症が大嫌いです。

仕事の生産性が春に限りますが非常に落ちます。

こんな仕事の仕方してましたらDXにおける生産性のアップなんかより確実にロスがでます。

生産性の向上のために花粉症を避けるための森林伐採を行ってもらいたいです。

地方の需要が算出される

森林がある場所は基本的には地方が多いです。

地方での仕事や、カネがないためにヒトは地方に集まっていない現状があります。

対策として、地方にしかない仕事が創出されればいいのです。

林業はうってつけ。

需要が拡大していく中で供給も拡大できればいいなと思います。

将来的に木材供給価格を安くすることが可能になる

定期的な国産木材供給ができるようになれば、

外国製の木材を輸入してくるにコストと比較しても供給価格は押さえることができます。

将来的に輸出入の船舶における価格は上がり続けるからです。

船舶の建造費も、動力に係る費用もです。

そのため、国産木材を使った方が安くなる時が必ず来ます。

早い段階から試験的に国産材を使っていくことができるということはメリットとなります。

使われていない土地の森林化を防ぐ

使わない土地を放っておくと草や木が生えてきます。

平地にいきなり木は生えてこないですが、山には生えてきます。

過疎化が進めば都市に住む人に比べて、山に住む人口の方が先に減っていくことが見込まれます。

人がいない土地はどんどん森林化していく懸念があります。

ですが、木材を供給するために森林伐採を進めていけばそのスピードは押さえられます。

地方の過疎化が加速することも防げます。

安く建売住宅が手に入る!?

良くも悪くも、ウッドショックのあおりで工務店も資金繰りが厳しくなってきております。

ということは工務店も建てた物件を早く売って現金化したいわけです。

そのため、価格を下げてでも販売をするようになってきます。

工務店しては物件を持っていたくないんですね。

不動産会社に販売している状況でも同じです。

不動産会社も物件を持って維持費を払いたくないんですね。

工務店が倒産するリスクも孕みつつの購入になるので、アフターフォローが期待できなくなる旨は御了承ください。

まとめ

以上がウッドショックならぬ、ウッドチャンスとなっております。

このウッドショックを契機に世の中の様子はガラッと変わるはず。

住宅価格の高騰はすでに起きておりますが、さらなる高騰も見込まれます。

木造で住宅を建てたいところではありますが、

鉄骨も視野に入れつつ住宅計画を検討してもらえればと思います。

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