教えることが下手だと、一生損する【すぐにでも教え方を磨きましょう】

人生・生活

普段生活している中で『教える』という機会はありますでしょうか。 
教師やコーチという職に就いていれば、教えることが仕事です。 
ですが、そういう職種ではない人でも教える機会は必ずあります。 

この『教える』ということに関して、教える方法を教わることはないですよね。 
教え方が人それぞれになっているのです。 
そうなると、教え方の上手い人、下手な人が出来てしまいます。 
でも、それはまずいと思うんですよ。 
教え方の上手、下手は極力ないほうが良いと思うんです。 

そこで、今回の記事では『教える』ことについてまとめました。 
『教える』ということは非常に重要ですので、教え方に対する考え方を知ってもらいたいです。 

教えることの必要性 

教えるということは仕事をする上では絶対に必要です。 
そもそも、会社というのは教えることで業務を継承していきます。 
仕事を教えることで、同じ仕事のできる人が増えていきます。 
そしてその仕事をまた教えて、同じ仕事のできる人が増えていく流れです。 
こうして事業は継承されていき、拡大していくわけです。 

教えることは仕事をする上で誰もが必要なスキルである 

教えることは誰もができるスキルでないといけません。自分の持っている仕事を誰かに伝えるためには、教える能力がないとできません。仕事はあなた自身ではなく、会社に来ているのです。会社に来ている以上は代わりの人でもできるように仕事を教えれるようになる必要があります。 

教えることができない管理職など管理職失格である 

この記事を書いている僕は現在30歳です。社会人の中では中堅の部類に差し掛かって来ている年齢です。 
20代前半の頃は教える機会より教わる機会のほうが圧倒的に多かったのですが、近年は教える機会も徐々に増えてきました。管理職から教わってくる機会がたまたま多かったですが、OJTのパートナーとして後輩に仕事を教えている状況です。 
上司の教え方が上手な部分は真似して、下手だった部分は反面教師にして教えるようにしています。このように僕自身は教え方を少しずつグレートアップしていっている途中です。 
今後、管理職になろうものなら教えることは業務の中で占める割合が大きくなります。教え方をしっかり学んでおかないと業務に支障をきたすようになるでしょう。 

教えることができるようになって一人前 

一通りの業務ができれば一人前という考え方もあります。が、教えることのできない人は一人前とは言えません。 
教えることのできない人は内容に関しては理解しているかもしれないですが、その情報が整理できていない証拠です。持っている情報を整理して、体型的に理解できてこそ、一人前です。教えることができる人は知らず知らずのうちに体系的に理解ができているのです。 
まずは教えることができるようにしましょう。そうすることで体系的に理解できるようになります。 

上手な教え方とは

ここからは上手な教え方を少し解説していきたいと思います。 
『教える』という行為は奥が深く難しくもあります。 
ですが、コツみたいなものもあります。 
このコツが理解できていれば少し教え方が上手くなります。 

1.相手の理解度を考える 

教える際に相手の理解度を考えていますか。 
相手が理解できていないのにただ、情報を与えているだけでは教わる側は一向に成長しないばかりか、情報の与えすぎは混乱を生みます。 
例えば学校教育は個別の生徒の理解度は無視して、カリキュラムを進めていきます。 
その一方で個別家庭教師は個々の理解度を考えながら教えることを進めていきます。 
そのため、理解度が良くなるものなのです。 
相手の理解度を考えながら教えていかないといつまで経っても理解してもらえなくなります。 

2.情報を伝えるのではなく、情報を理解してもらう

教えることのできない人は教わる側の理解度を考えずに、ただ情報を与えればよいと勘違いしています。 
情報があったところで、その情報をかみ砕いて理解して体型的に頭に入れることができない限りそれは教えたという行為にはなりません。 
あくまで教えるの最終ゴールは理解してもらうことです。 
理解してもらえてないのであれば、教えることが失敗しているということになります。 
あくまで相手に理解してもらうことをゴールにしましょう。 

3.教える側が主人公ではなく教わる側が主人公である

『教える』ことの主役をはき違えている人がいます。 
『教える』は教わる方が主役です。 
例えば上司が部下に教える場合ですと、部下側が主役になります。 
それをはき違えて、「せっかく俺が教えてやっているのに理解しない。」という上司がいます。 
それは壊滅的にダメです。 

あくまでゴールを考えてください。 
『教える』のゴールは『教わる方が理解すること』です。 
ここまで行ってゴールです。 
このゴールに到達するために教えているのです。 
なので、主役をしっかり立てましょう。 
主役が理解するような教え方をしましょう。 

まとめ 

今回は教えることの重要性と上手な教え方についてまとめてみました。 
教えることは必要最低限のスキルです。 
ですが、得手不得手もあり、すべての人がそれなりに教えることができるわけではありません。 
教えるというスキルを経験を積んで伸ばしていきましょう。 
そうすることで、教えることは確実に上手くなります。 

大事なのはフィードバックです。
部下の理解度をフィードバックしてもらう。そうすることで、教え方が上手いか下手かがわかってきます。
しっかりフィードバックをもらって、教える能力を磨いていきましょう。

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