哲学を勉強する意義とは?【自分の方針を決めれます】

学問

僕は哲学が好きです。哲学を愛しています。哲学を愛しているからこそ、多くの人に哲学を学んでほしいと思っています。

ですが、哲学って学ぶことによるメリットが分かりづらいですよね。経済学であればニュースによる経済情報を読み解ける力がついたり、実際の仕事の中で経済状況を考えながら方針、方策を決めることができます。

哲学に関してはそもそも意味さえも分かりづらいですよね。「哲」って何?って思うこともあるかと思います。

  • 今回の記事では哲学とはいったい何なのか?
  • そして哲学を学ぶことでどんな意義があるのか?

について解説していきたいと思います。

哲学とは?

まずは哲学とは何なのでしょうか?意味が分かりにくいですよね。

国語辞典で哲学を引いてみると下記のように出てきます。

《philosophyの訳語。ギリシャ語のphilosophiaに由来し、「sophia(智)をphilein(愛する)」という意。西周 (にしあまね)が賢哲を愛し希求する意味で「希哲学」の訳語を造語したが、のち「哲学」に改めた》

1.世界・人生などの根本原理を追求する学問。古代ギリシャでは学問一般として自然を含む多くの対象を包括していたが、のち諸学が分化・独立することによって、その対象領域が限定されていった。しかし、知識の体系としての諸学の根底をなすという性格は常に失われない。認識論・論理学・存在論・倫理学・美学などの領域を含む。

2.各人の経験に基づく人生観や世界観。また、物事を統一的に把握する理念。「仕事に対しての―をもつ」「人生―」

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哲学の哲という字は賢哲を愛し希求するという意味が込められています。

わかりやすくお伝えすると、哲学とは過去の優れた人の考え方敬い、学びましょうということです。

過去の優れた人というのは現代にまで考え方を残している哲学者たちです。

特に哲学は古代ギリシャで生まれているため、古代ギリシャ人の考え方が大きく反映されています。

ソクラテスやプラトンといった学者の言葉が起源とされております。

哲学を勉強する意義とは?

ここからは哲学を学べばどんなことが学べるの?どんな意味があるの?ということについてまとめていきたいと思います。

哲学は、「過去の賢人の考えた、世界をよりよくするための方法論」を学ぶことができます。

ソクラテスが「汝自身を知れ」といったように、孟子が「性善説」を説いたのは、世界をより良い方向に持って行かせるためです。

世界をよりよくするための方法は2つあり、1つは個人が幸せになることができ、その幸せの集合体として幸せになること。もう一つは社会全体が幸せになる方法を考えることです。

ここから人としての幸せの方法について学べることが分かります。

人は哲学を学ぶことで、幸せになれる方法について知ることができるのです。

自分の方針を決めることができる

前項で哲学を学ぶことで幸せになれる方法について学べることをお伝えしました。

それに加えて、哲学を学ぶことができれば自分の人生の方針を決めることができます。

どういうことかと言いますと、「哲学を学ぶと様々な哲学者たちの考え方を取り入れていくことで哲学者の考え方が学べ、自分の人生に取り入れることができる。」ということです。

誰しもが現在進行形で、生きています。生きている中で、最終目標って決まっていますか?人生の中で何を成し遂げたいか?どうなりたいか?を決めている人は多くないかもしれません。

哲学はそんな方に人生の方針を与えるための知識を与えてくれます。

例えば、ソクラテスの「よく生きる」という言葉。どうすれば「よく生きる」ことができるかをソクラテスは人生をかけて考え続けて、後世に残してくれています。

まとめ

哲学を学ぶことは、過去の賢人たちの考え方を取り入れてより良い生きかたを提示してくれます。

人生の中でどういう生き方をするのが良いのかを迷う時期というのは必ず来ます。

あなたの生きている意義、そして人生の中でどういったことが成し遂げれるか。

また、人類全体のための幸福と個人の幸福のバランス。

数学であれば使わなければ役に立たないですが、哲学は生きているだけで必ず役に立つ学問です。

ぜひ、みなさんも学んでみてください。

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