「発想力がなくて、困っている。」
「自分もすごいアイディアを出して何かの役に立ってみたい。」
とこういう考えをお持ちの方は僕だけではないはず。
「今までに無いような発想でいいアイディアを出したい!」
今回の記事ではこのような思いを持っている方に向けて書いてみました。
僕自身も新しい発想が出せればと思い、悩みながらも言語化してみました。
発想力が欲しくてお悩みの方はぜひ読んでみてください。
1.発想を生むための方法
発想はいきなり出てくるものではありません。
ちょっとしたアイディアや気づきはふとした瞬間に出てきても、発想まで転換させるのは時間を要します。
ちょっとしたアイディアを活かすために物事を考えるための時間が必要です。
以下のような視点を持って思いついたアイディアについて深く考えてみてください。
1.既存の枠組みを壊す
2.新しい視点を得る
3.自由に発想する
それぞれ見ていきましょう。
1. 既存の枠組みを壊す
新しい発想を生むためには、まずは既存の枠組みを壊す必要があります。
既存の枠組みにとらわれていると、新しい発想は生まれません。
既存の枠組みを壊すためには、以下の方法が考えられます。
1-1.休息やリラクゼーションの時間を大切にする
休息やリラクゼーションの時間を大切にすることで、頭をリフレッシュさせ、新たな視点を得ることができます。
同じことだけをひたすら考えていても、新たな視点からの発想は生まれないものです。
頭をリフレッシュさせることで、今まで気づいていなかったような視点が生まれます。
1-2.趣味や遊びを楽しむ
趣味や遊びを楽しむことで、普段とは異なる視点や発想を得ることができます。
趣味や遊びは脳を使いますが、机上で悩んで考える作業と異なる部分を使います。
そのため、趣味をしている最中に別の視点からの発想が生まれることがあります。
1-3.様々な人と交流する
多様な人と交流することで、新しい価値観や考え方に触れることができます。
自分だけの考え方では発想は凝り固まってしまうものです。
なるべく多くの人と交流し、多様な考え方の一端を分けてもらいましょう。
1-4.異分野の知識や情報をインプットする
異分野の知識や情報をインプットすることで、新しい発想のヒントを得ることができます。
例えば、フットベースボール(キックベースボール)をしたことがありますか?
フットベースボールは野球だけしていても、サッカーだけしていても思いつくことのないスポーツです。野球とサッカーという異分野の知識があったからこそ生み出されたスポーツです。
このような新しい発想をするためにも異分野の知識をインプットすることは重要です。
2. 新しい視点を得る
既存の枠組みを壊した後は、新しい視点を得る必要があります。
新しい視点を得ることで、既存の枠組みから抜け出すことができます。
新しい視点を得るためには、以下の方法が考えられます。
2-1.違う角度から物事を見る
いつもと違う角度から物事を見ることで、新しい視点を得ることができます。
例えば、いつもは車で通っている道を、歩いて通ることで新しい視点を得ることができます。
同じことばかりしていると考え方は同質化していきます。
角度を変えた見方が新しい発想を生み出してくれます。
2-2.想像力を働かせる
想像力を働かせることで、現実には存在しない世界を想像し、新しい視点を得ることができます。
例えば、SF映画を見ることで、想像力を働かせることができます。
想像力とは既存の概念を壊すことです。
頭の中で考え事をしていても、既存の概念の中から出ることはありません。
既存の概念を壊すためには「こんな発想があったのか!」となるような気づきが必要です。
いわゆるフィクションのように空想の概念を取り入れることで自分の想像力はアップデートされていきます。
2-3.他人の視点に立つ
他人の視点に立つことで、自分の視点とは異なる視点からの考え方ができます。
例えば、2023年の甲子園の決勝戦。組み合わせは仙台育英VS慶応。
仙台育英の立場だと、甲子園常連校として、絶対に負けれない。去年(2022年)も優勝してるので、絶対に2連覇してやる。
慶応の立場だと、自分立は激戦区神奈川を制してきた自負がある。中学時代からのチームメートも多く、一丸となってエンジョイベースボールで戦っていこう。
というそれぞれの思いがそこにはあります。
両社の思いは違いますが、求める結果は勝利という意味では同じです。
このように同じことを求めていても異なる考え方があるということを理解してください。そして自分以外の視点に立つことで新しい発想や考え方が生まれてきます。
3. 自由に発想する
既存の枠組みを壊し、新しい視点を得た後は、自由に発想する必要があります。自由に発想することで、新しい発想が生まれます。
しかしその一方で自由に発想することが一番難しいかもしれません。
枠組みがないため、自分の脳内を巡るアイディアを思いつきもしないような突飛な方向へ持って行かなければなりません。
そのため、今回の記事で言語化することも難しくはありますが、以下のようなことが考えられます。
3-1.ゴールを決めない
ゴールを決めてしまうと、既存の枠組みに縛られてしまい、新しい発想が生まれにくくなります。
そのため、ゴールを決めずに、自由に発想するようにしましょう。
具体的に言うと、30分間机について考え続けることを目標として考える。
アイディアを20個出すことを目標として考える。
このようにゴールが決めていても、発想の質との関係性はありません。
ゴールを決めずに考えてみましょう。
3-2.批判を恐れない
新しい発想は、批判されることも多いものです。しかし、批判を恐れて、新しい発想を封印してしまっては意味がありません。批判を恐れずに、自分の考えを自由に表現しましょう。
3-3.継続する
新しい発想を生むためには、継続的に考えてみることが大切です。一朝一夕で新しい発想が得られるわけではありません。毎日少しずつでも、新しい発想を生むための努力を続けましょう。
特に良いアイディアを産むために3Bが有効とされています。
3Bとは、Bath,Bus,Bedの頭文字を取ったものです。発想はBath(お風呂の中)、Bus(バスなどの移動中) 、Bed(ベッドの中)で生まれやすいとされています。
これらの時間にパッと思いつけるように継続的に悩み続けておくのが良いアイディアを産むための鍵となります。
4.まとめ 新しい発想を生むためには考え続けることです
新しい発想を生むためには、生産性を捨てるだけでなく、以下の3つのステップを踏むことが大切です。
1.既存の枠組みを壊す
2.新しい視点を得る
3.自由に発想する
この3つのステップを踏むことで、新しい発想を生むための力を身につけることができます。
そのためにも、新しい発想が欲しいと思うのであればとにかく考え続けることです。
考え続けていれば、時間はかかるかもしれませんが、絶対に良いアイディアはいつか出てきます。
とにかく、悩んで、悩んで、悩みまくって。
新しい発想が湧いてくるまで悩み続けてみましょう!
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