モーニングルーティンとは直訳すると「朝の習慣」のことです。
忙しい現代人は朝起きてから、会社に出社するまでの間に多くのことをこなしていかなければなりません。
さらに、仕事のできるビジネスマンとなると出社までに必要最低限のことをこなすだけではなく、仕事の効率を上げるための行動を取っています。
今回の記事では仕事のできるビジネスマンが行っているモーニングルーティンについてまとめてみました。
1.モーニングルーティンを決めておくメリット
モーニングルーティンを決めておくことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
主なメリットは以下の4つです。
1-1.規則正しい生活ができる
モーニングルーティンを決めておくと、毎日同じ時間に起きて、同じことをすることで、規則正しい生活が送れるようになります。
規則正しい生活を送ることで、体内時計が整い、心身ともに健康な状態を保ちやすくなります。
1-2.時間を効率良く使える
モーニングルーティンを決めておくとやるべきことがあらかじめ決まっているので、起床後に「何をしよう?」と考えることなくスムーズに行動できます。またルーティンが決まっていると「朝のこの時間にやらなくていけないこと」が明確になるので、時間の使い方が効率的になります。
1-3.物事の整理がしやすい
モーニングルーティンを決めておくと、朝にバタバタとすることがなくなり頭をスッキリさせることができます。また「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と考える必要がなくなるので、考えるべきことに集中でき、物事を整理しやすくなります。
1-4.心にゆとりが生まれる
モーニングルーティンを決めておくと、朝から充実した時間を過ごすことができ、一日を余裕を持ってい過ごすことが出来ます。また、心にゆとりが生まれます。心身ともにリフレッシュした状態で1日を始めることができるので、仕事のパフォーマンスが向上します。
これらのメリットがあるので、ぜひモーニングルーティンを定めておくことをおススメします。
2.モーニングルーティンで具体的には何をすればいいのか?
では実際にモーニングルーティンで何をすれば良いのでしょうか。
ここからは具体的にモーニングルーティンに取り入れたい方法について解説していきます。
2-1.早起きする
まずは一番大事な項目についてお伝えします。モーニングルーティンを無理なく組み立てていくコツは早起きすることです。早起きして1日のスタートダッシュを切ることで、集中力やモチベーションの向上が期待できます。
具体的な起床時間は特に無いですが、自分が「何を何時間」したいかによって無理のない範囲で決めることが大事です。
例えば、朝活で1時間資格の勉強をしたいのであれば逆算して1時間早く起きるようにしましょう。いつもは6時に起きているのであれば5時に起きるといった感じです。
2-2.体を動かす
朝に体を動かすことで、血行が良くなり、脳の活性化や集中力の向上が期待できます。また、新陳代謝が促進されるため、体調の改善にもつながります。
具体的な運動としては、ストレッチやヨガ、ジョギング、筋トレなどが挙げられます。
ハードな運動が難しいのであれば朝散歩をしてみるというもの有効な方法です。
2-3.朝日を浴びる
朝日を浴びることで体内時計がリセットされます。体内時計がリセットされると夜の適した時間に眠気が襲ってきて、最適な睡眠時間を確保しやすくなります。
また、朝日を浴びることでセロトニンという脳内物質が分泌されます。セロトニンには気分を明るくして、集中力が高める効果があります。
曇りの日でも、実際には太陽の光は届いているので日光浴を心がけましょう。 上述の朝散歩をすることで「体を動かす」ことと「朝日を浴びる」ことは同時に達成できます。
2-4.朝食を食べる
朝食を食べることは多くの子供にとっては当たり前だったはず。ところが、大学生や社会人になると朝食を抜く人が増えてしまいます。朝食を抜くと血糖値が低下して集中力が低下したり、空腹感からイライラしたりする可能性があります。そのため、朝食はしっかりと摂るようにしましょう。
具体的な朝食としては、バランスの良さを心がけるのが大事です。
ご飯やパンなどの炭水化物、卵や納豆などのタンパク質、野菜や果物などのビタミンやミネラルを摂取するようにしましょう。
2-5.自分を整える時間を設ける
朝は、一日の始まりに自分を整える時間として活用すること。この時間を確保するかどうかが仕事のできるビジネスマンとそうでない人との大きな違いです。
好きな音楽を聴いたり、瞑想したり、日記を書いたりなど、自分にとって心地よいことを取り入れて、一日の生産性を高める方法を試みてみましょう。
自分を整える方法は人によって違います。そのため、様々な方法を試し、自分にとって一番良い方法を見つけて実行するようにしましょう。
例えば自分を整える方法としては、以下のようなことが挙げられます。
・当日の目標を立てる
・重要な作業について整理する
・瞑想やヨガなどのリラックス法
・読書や勉強などの自己啓発
・好きな音楽や映画鑑賞などの趣味
朝に自分を整える時間を設けることのメリットは邪魔が入らないことです。
邪魔のない状態で集中できる時間を捻出することが出来ます。この集中できる時間を活用して、自分を整えていきましょう。
3.モーニングルーティンを効果的に行うためのポイント
モーニングルーティンを効果的に行うためには、以下のポイント押さえましょう。
3-1.毎日同じ時間に起きる
モーニングルーティンは起床から始まります。起床できなければモーニングルーティンは始まりません。
そのため毎日同じ時間に起きることで、体内時計が整い、朝起きやすくなります。
3-2.ルーティン化できるまでは無理をしない
ルーティンは習慣です。まずは習慣になるように無理をせずに取り組みを始めましょう。最初から完璧なモーニングルーティンを実現しようとすると、習慣として根付く前に続かなくなってしまう可能性があります。継続できるようになってから、徐々に内容を充実させていきましょう。
3-3.自分にとって楽しいことを取り入れる
モーニングルーティンが習慣になるまでには自分の意志の力を持って継続していかなければなりません。そのため、毎日無理をしていると継続できなくなります。無理をしないためにも、自分にとって楽しいことを取り入れるようにしましょう。そうすることで、モチベーションを維持しやすくなります。
4.仕事のできるビジネスマンのモーニングルーティンの例
仕事のできるビジネスマンのモーニングルーティンの一例について以下にまとめました。
実際に弊社の営業のエースの方に聞いています。
ちなみに業務開始は8時です。
5:00 | 起床 |
5:00〜5:15 | 洗顔、着替え |
5:15〜5:45 | ランニング(雨の日はストレッチ) |
5:45〜6:00 | シャワー |
6:00〜6:30 | 読書 |
6:30〜6:45 | 当日の業務の整理 |
6:45〜7:00 | 朝食 |
7:00〜7:15 | 出社前準備(歯磨き、髭剃りなど) |
7:15〜 | 出社 |
この例では、早起きして体を動かすことで、1日のスタートダッシュを切ります。また、朝食をしっかりと摂り、自分を整える時間を取ることで、集中力やモチベーションを高めています。
もちろん、これはあくまでも一例です。自分のライフスタイルや目標に合わせて、適宜アレンジしてみてください。
5.まとめ モーニングルーティンを設定して快適な一日を過ごしましょう
仕事のできるビジネスマンは、モーニングルーティンを活用して、1日のスタートダッシュを切っています。早起きして体を動かし、朝食をしっかりと摂り、自分を整える時間を取ることで、集中力やモチベーションを高め、生産性を向上させています。
自分に合ったモーニングルーティンを見つけて、毎日実行していきましょう。
そうすることで充実した1日が過ごせるようになりますよ!
今回の記事は池田千恵さんの「朝1時間」ですべてが変わるモーニングルーティンを参考に作成しております。
興味がある方はぜひ手に取ってみてください。
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