どうも。まさおです。
今回は経済学と経営学の違いを説明していきたいと思います。
名前は似てるので混同しちゃってる人って意外といるんですよね。
経済学も経営学もビジネスマンには非常に重要な学問です。
今回はその経済学と、経営学の違いをまとめていきたいと思います。
経済学とは
経済学は有限資産を効率配分する方法を考える学問です。
世界に存在している資源は限られており、その資源を均等に分割するという事は不可能です。
その土地にある資源をすでに持っている人たちがいるので今この瞬間に「均等に分けましょう」という提起する人もいないわけですね。
この有限資産をどのように配分することで人々の生活を豊かにするかを考え、実践することが経済学です。
そのため、対象は全世界に及び、個人や国家を対象としています。
個人を対象にしたのがミクロ経済学(ミクロは小さいの意)であり、
国家を対象にしたのがマクロ経済学(マクロは大きいの意)となります。
対象としては下の図のようになります。(経営学は後ほど説明します。)
普段、個人の中で自分の持っている有限資源を何に投資すれば自分が幸せになれるかを考えることも経済学であり、
国家が国民が幸せになるためには国民からの税金などの歳入をどういう方法で還元するかを考えるのも経済学ということです。
経済は市場の中で循環しますが、市場の中で不景気に陥った時には循環が鈍くなります。
そんな時には国家が介入して経済政策を行い巡りをよくさせます。
記憶に新しいのは2020年に行われたGoToキャンペーンなどですね。個人の消費意欲を刺激して経済循環を良くしようとしたわけです。
一方で経営学とは何でしょうか?
経営学とは
経営学は経済学と対象が全く異なります。
経済学が対象を国家や個人に求めたのに対して、経営学は企業を対象にします。
企業は基本的には営利団体です。利益を出すことを目的としています。
利益を出すこと、さらにはその出せた利益をどの資源に分配することによってさらに利益を出すことができるかを考えることが経営学というわけです。
企業は千差万別です。
販売している商品も多種多様であり、有形か無形かという違いもあります。
そのため経営学は掘り下げるとかなり深いです。
要素が複雑に絡み合うため、全く同じ販売施策が似たような企業でも通用しないことも多いです。
また、経済学は儲けと直結はしないことが多いですが、経営学は儲けに直結するため経営学の方が多くの人が学んでいることが多いです。
それは資本主義社会に生きている以上当然のことであります。
みんな口に出さないことを美徳としていますが、お金が好きですもんね。
まとめ
という事で今回は経済学と経営学の違いを書いていきました。
どっちがどっちかわからなくなる人もいるかと思います。
イメージとしては経済学を学んでいるのは学者や国家公務員、経営学を学んでいるのは学者よりも経営者や優秀なビジネスマンといった感じです。
また、学者よりも経営者の方が絶対数が多いためより深化しています。
ビジネスマンである以上経営学は大事ですが、経済政策は個人消費にも直結してくることがあるので、両方学んでいただくことは必要です。
以上です。
ありがとうございました。
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