【ビジネスマンに学んでもらいたい】経済学を学ぶ意義とは?

経済学・経営学

どうも。まさおです。

僕は大学は経済学部を卒業しているのですが、多くの大学生と同じでほとんど勉強してこなかったんですね。

とりあえず経済学部を卒業していれば潰しが利くし大体の会社も就活の時に受けることができるし、学部によってはじかれたりもない。

また、公務員になる人も多くそういった選択肢も残しておくことができる。(あくまで勉強すればですが)

こういったメリットがあるわけですね。

しかし!そんなに甘くはない!

結局は勉強をしっかりできてきた人が成功することができるわけです。

でも、今まで勉強して来なかった人ももちろんいますよね。

何が問題なのかというと、「経済学を学ぶ意味を理解できていないこと」が問題なのだと思います。

経済学部に入る人は僕の周りも僕も含めてそうでしたが、「器用貧乏」なひとが多いです。

これといって得意な分野がない。しかし、その一方で、苦手なものもない。

ある程度の実力があるから、自助努力による発展を目指さなくてもある程度できてしまう。

ですが、本当に経済学が必要になるのは社会人になってからです。

大学時代に一学問として勉強しようと思っても頭に入ってこないですが、学ぶ意味が学生時代に理解できていれば、もっと勉強していたと思います。

なので、今回は社会人になって僕が学ぶことのできた経済学を学ぶメリットを書いていきたいと思います。

経済学を学ぶメリット

経済学とは

そもそも経済学とは何なのでしょうか。

経済学とは「さまざまな人や組織が市場でモノやお金を交換しあう行動を、ある仮説をもとにモデル化し、シンプルかつ理論的に説明しようとする学問」です。

普段何気なくしている買い物も経済行動です。

この経済行動をする仕組みを簡単に説明できるようになるのが経済学です。

会社について学ぶことができる

社会人になるときに会社に所属する人は多いと思います。

フリーランスの生き方もあるかとも思いますが、ほとんどの人が会社に所属します。

その「会社」って何なんでしょうか。

有限会社や、株式会社、果ては合同会社。

こういった会社の違いや会社の特徴を学ぶことができます。

会社に所属するわけですから会社のことは知ってないといけないですよね。

また、自分が会社の社長になりたいという起業精神のあふれる方にも必要なスキルです。

それから公務員になりたい方も会社であるスーパーマーケットやコンビニなども必ず使うことになると思います。

そういった世の中の仕組みの根源ともいえる会社について学ぶことができます。

人に動いてもらう方法論がわかる

経済学の中にも様々な分野があります。

経営学にも近い面もあるのですが、経済学におけるインセンティブという概念は非常に重要です。

インセンティブは人が行動を起こす際に自分にとって望ましい方向に動くために重要なキーワードです。

よほどの聖人でもない限り基本的には個人の判断で利己的に動きます。

その際にインセンティブが働くことで選択をする際の決定要因になります。

例えばスーパーで並んでいるお肉を買うときにより安い方を買いますよね?

それは安価というのインセンティブが働いているからです。

また、反対に高価な方を選ぶのであれば国産という安全性のインセンティブが働いているのかもしれません。

心理学に近いものがありますが、他人を動かしたいのであればその人にとってのインセンティブを考えなければいけません。

そのインセンティブの考え方の基本が身に付きます。

行動経済学という分野もあり、そこで扱います。

本当に重要なのは経済学で学ぶことのできる合理性

経済学を学んでいくにあたって合理性という概念が非常に重要です。

人間は皆経済活動の中では合理的に動きます。

例えばおなじお米を買うなら安いお店で買いますよね?
同じ価格なら遠くの店より近くの店で買いますよね?

世の中って合理的にできていて知らず知らずのうちに人間は経済学で推測されているような行動を起こすようになっているんです。

もちろん個人の感情で動く部分もあります。

そこには合理性のない判断をする可能性もあります。

ですが、基本的には人は合理的な判断をするということを覚えておきましょう。

これは社会人になってからよりわかるようになります。

営業マンしてるとこの合理的な判断を下されるのが非常に怖い反面、自分も合理的な判断を下すことも多いです。

まとめ

以上が経済学で学ぶことのできるメリットです。

少しでも経済学を学ぶインセンティブが働いたでしょうか?

経済学を学ぶことには「お金」という概念が必ず関わってきます。

ですが、この「お金」というものは非常に厄介なもので、みんな大好きなのにみんなの前で好きと言ってしまうと変な人に見られてしまう。

そのため経済学者などみんな冷徹な人間だと思っている人もあなたの周りにもいるかもしれません。

ですが、経済学が発展しなければ個人の幸福は達成できても多数の幸福は達成できなかったと思います。

旧ソ連のような計画経済の社会主義国家が滅んだのはそういった理由があります。

大学生のみなさんはぜひとも学生の間にしっかり勉強に励んでいただきたいと思います。

そして社会人の皆さんはぜひともさらなる知見を増やすために勉強していきましょう。

昇進していくにもビジネスマンとしては必須のスキルですよ!

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