どうも。まさおです。
今回の記事では経営戦略について取り上げたいと思います。
計画を立てるにあたって、戦略を伴う立案は非常に重要です。
限りある経営資源をどういう使い方をするべきなのかを考える契機になればと思います。
経営戦略とは?
経営戦略とは、一般的には『企業が競争環境の中で持続的に生き残りを図る方針、またはその戦略』と定義されています。
有限である「ヒト、モノ、カネ、時間など」の限りある経営資源を最大限に有効活用するための方針です。
もともとは戦略は軍隊用語として使われておりましたが、チャンドラーが経営分野に持ち込んだ言葉です。
企業が成長していくにあたって、戦略は非常に重要となります。
経営戦略が求められる背景
経営戦略が求められるようになった背景として、時代の変化のスピードが速くなったことが挙げられます。
それまでの経営者は戦略を練らずとも市場の中で優位性があればある程度のシェアを保てていました。
ところが現代ではそうはいきません。
私の大学時代の4年間を見ても、入学当時はミクシィが流行っていた時代から、すぐにフェイスブック、その後ツイッター、最後にはインスタグラムとSNS市場における移り変わりの速さは異常でした。
こういった時代背景もあり、市場の中で有限な経営資源をどういう配分で行うかが重要となってきました。
テクノロジーの進化
ここ数年のテクノロジーの進化には目まぐるしいものがあります。
1974年にパソコンが発売されて以来、人間社会は高度な成長を遂げてきております。
パソコンの誕生により、情報技術やAIをはじめとするマーケティング手法も大幅に変わりました。
経営戦略を考えるにあたって、テクノロジーの進化を外して考えることはできなくなっております。
戦略として練られたマーケティング手法が必要となってきます。
経営戦略の立て方
経営戦略を立てるにあたっては、まずはゴールを思い描くことが大事です。
競合他社とどういった差別化で経営拡大を目指すのか、
自社のおかれている状況を鑑みながら理想のゴールとのギャップ値を考えるようにしましょう。
SWOT分析
現在の自社のおかれている状況を鑑みるにあたって有効なのがこのSWOT分析です。
SWOTとは頭文字の略称です。
- S 強み(Strengths)
- W 弱み(Weaknesses)
- O 機会(Opportunities)
- T 脅威(Threats)
の4つです。
自社を取り巻く外部環境や自社の商品や市場における立ち位置などの強みや弱みを分析するためのツールです。
自社がどういった立ち位置にいてできることを可視化することによって市場おける規模拡大可能事業の判断をつけることができます。
あくまで現状把握のツールであることはご理解いただきたく思います。
内部環境理解
上述しましたが、企業の内部環境を理解することから経営戦略の立案は始まります。
経営資源である、「ヒト、モノ、カネ、時間など」の現在の活用方法を理解し加えて組織風土や人事制度なども理解しておくことがスタート地点となります。
外部環境理解
内部環境を理解すると同時に外部環境を理解する必要があります。
ここ数年のコロナウイルスでの市場背景は大きく変貌を遂げております。
加えて政治や競合他社の状況など自社に直接関係なく見える部分でも幅広く理解しておく必要があります。
状況理解、分析
上記の環境理解を踏まえたうえで自社が持続的な成長を遂げるために自社の魅力や弱点をなどの再発見をしましょう。
分析を重ねることで直感的に判断していた部分が客観的に判断することができます。
今まで見えていなかった自社の強みも見えるようになるかもしれません。
分析が成り立っていないと戦略は誤った方向に進みかねません。
経営戦略の立案
経営戦略は分析結果に基づき論理的かつ合理的に立てていく必要があります。
具体的な戦略策定をもとに経営拡大可能な施策を実行する必要があります。
夢物語ではなく地に足の着いた実行できる戦略を立てて、遂行していくようにしましょう。
マーケティング
マーケティングは混同しやすいですが、経営戦略の中の一部です。
経営戦略は包括的に経営のことにフォーカスを当てるため、費用削減等にも係ってきます。
経営における利益を伸ばすための戦略になります。
マーケティングは販売促進にフォーカスを当てています。
そのため、売上を伸ばすための戦略なります。
市場攻略のためにはマーケティングも非常に有効な概念になってきます。
多角化
ポピュラーな経営戦略として多角化があります。
多角化に関しては別記事でまとめておりますのでご覧ください。
まとめ
経営戦略は、既存の手法でのうまくいっていない企業においては企業指針として必要不可欠です。
経営者の手腕の見せ所であり、フレームワーク等での分析から導き出される指針から有用な経営戦略を考えることができれば企業は手放しでも成長する可能性が高いです。
自社にあった経営戦略を考え抜き、持続できる企業を目指す契機になればと思います。
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