どうも。まさおです。
以前の記事で地方創生にはヒト、モノ、カネの循環が重要であるという記事を書きました。
この3つを増やすことができれば地方の衰退に歯止めがかけることができると思います。と。
ただ、現実的に地方の人口は減る一方です。
その中でどうやって人口増加を図ればいいかって難しいですよね。
だって、日本全体で人口って減る一方なんですもん。
この難易度の高い地方のヒトの循環。これは可能なのでしょうか?
地方創生におけるヒトの循環の重要性
日本は人口の減退においては皆さんご存じの通り超先進国です。
他国に先駆けて著しく人口衰退が進んでおります。
下の画像は総務省のホームページより引用しました。
2008年をピークに人口はどんどん減っていき、2050年には1億人を切ることが想定されております。
そのうえ人口は日々、首都圏に集中し続けております。
そういった状況の中で、地方は人口の増加を図ることは可能なのでしょうか?
地方は人を都市から奪うべきなのか?
地方人口は縮小の一途をたどり続けております。
こちらは私が住んでいる山口県の人口の動向になります。
年々人口は減り続けており、このままでは地方だけでなく、都市圏の人口も減る一方です。
日本全体の人口が減る中、地方創生の一環として人口を増やすということは正直、ナンセンスです。
ないものねだりしたって永遠に手に入れることはできないからです。
でも、ヒトが集まるところが賑わうのも事実。
どうすれば、ヒトを増やすことができるのでしょうか。
関係人口という観点
関係人口という言葉があります。
関係人口とは地方における定住者ではなく、その地方には住んでいないもののその地方に関わってくれる人の数のことです。
例えば、A市在住でB市に毎日働きに来ている人がいたとします。
この人は、A市の人口としてカウントされますが、B市にとっては関係人口ですね。
こういった関係人口を増やすことが重要なのです。
隣の市に住んでいる人は距離的にアドバンテージがあるので関係人口になりやすいです。
また、現代はテレワークが進んでいることにより遠い場所からでも関係人口になり得ます。
高校生まで地元に住んでいて、大学進学と同時に都会へ出てきたが、地方と関わっていたいと思う人は年々増えています。
絶対人口は出生率の低下から、減ることは避けれないため関係人口を増やすような仕組みを作るのが地方創生における正解です。
まとめ
地方創生にはやっぱり人口増加は必要です。
できることならば移住者を増やしていきたいものです。
人が増えればその地方を活性化させることができ、自然とモノ、カネも集まってきます。
ですが、そもそもの母体となる日本の人口は縮小傾向にあります。
そんな中で人口を増やそうと思うと、定住人口ではなく関係人口しかなくなってしまうのです。
できる限り関係人口を増やして行きながら、地方を盛り上げて行きましょう!
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