副業ライターとして活動しております、まさおです。
ライターとして仕事を始めてすでに1年ほど経過しておりますが、疑問に思ったことがあります。
それは、「文章を書くのに、センスが必要かどうか?」ということです。
「センスがないから文章がうまく書けない。」
「文章を書くのに何も思いつかない。」
こういった悩みを抱えている方に向けて今回の記事は書いております。
結論からいうと文章を書くことにセンスは必要ありません。
僕自身、センスのないままライターの仕事を始めましたがそれなりにやれています。
今までの人生の中で僕がセンスがあったかどうかについて考えてみました。
過去を振り返ってみましたがやっぱりセンスはなかったです。
ひとえに文章を書くといっても
・語彙力の高さ
・漢字の誤字脱字
・論理の展開
・言い回しの巧拙
などの能力が必要です。
文章を書くことにおいて、これだけの要素があります。
僕にもセンスがある項目、センスがない項目と分けることができそうです。
なので、自分がセンスがあった要素、センスがない要素を洗い出してみました。
共通項が見つかり克服できる方法の参考になれば幸いです。
謙遜なく事実を書いておりますので、悪しからず。
良い点も悪い点も、ありのままの姿見せるのよー。
特徴
これらの4つの良い点を出すことができました。
それぞれ説明していきます。
1.文章を書くスピードは小学生の高学年あたりからクラスでも1、2を争うような速さだった
文章を書くスピードに関しては昔からクラスで1、2位を争うような速さでした。
例えば、たまーに小学校の授業の終わりに当日の授業の内容をまとめて作文を提出するということがありました。
授業の最後に作文を書くための用紙が全員に配られて「用意スタート!」で一斉に書き始めます。
この時の文章を書く速さがクラスでトップ1、2位でした。(ちなみに1クラス35人前後いました。)
なぜそんなことができたかというと、文章を書くときには思ってもないことを書いてたからです。
例えば、今だと研修のアンケートを書くときなどは同じような状況になります。
受けた研修に対して
「今回はこんな悩みがあったので、解決したいと思って研修に臨みました。(そんなことは思っていない。)」
「聞きたいと思っていたような解決方法の提示があり、こんな画期的な方法論を探していました。(探していない。)」
といった具合です。
小さい頃から内容はどうであれ、文章を創作したりすることは得意でした。
文章を書くときだけではなく、会話においても創作をする能力は同じかもしれません。
社会人になってからは営業職に従事し始めてさらにこのスキルに磨きがかかったように思います。
営業は会話の中で先方の問題解決の糸口をつかむために適当な創作文で会話を成り立たせるスキルを磨きました。
2.漢字のレベルは中学あたりからトップクラスだった
これに関してはなぜそうなったのかはわかりません。漢字の読み書きは得意でした。
小学校の頃の宿題で漢字ドリルがありました。漢字ドリルに関してはほとんどやってなかったんですね。
ところが、中学で漢検3級の勉強を始めたところ一気に漢字の才能が芽生え始めました。
資格としては3級までしか持っていないですが、多分2級なら受ければ受かると思います。
できるようになると漢字が好きになり、好きだから漢字がわかるという好循環に入りました。
漢字を理解していると文章を書くのに役に立ちそうですよね。
ですが、実際にはパソコンでも文字入力するときには役には立ってないのが現実です。
3.社会人になって大量の本を読むようになった
社会人になってから読書量が増えました。というよりは意識的に増やしました。
25歳頃から毎年60冊程の読書をするようになりました。
これほどの文字を読むことに慣れ親しんできたので、文章を書くことにも役立ってるのではないかと思われます。
本を読めば文章を書く能力が上がるとは思いますが、これは完全に本の内容次第だと思います。
小説を読めば、秀逸な比喩表現、
論文を読めば、論の展開の巧さ、
ビジネス書を読めば、理論のまとめ方。
本の特徴によって、文章の書き方において学べる範囲が異なります。
様々なジャンルの本を満遍なく読むのが効果的かもしれません。
4.頭を使って理解力がないと読めないようなマンガを読むことは好きだった
これは趣味嗜好の話なのですが、昔から頭を使わないと読めないようなマンガが好きでした。
どういうマンガかと言うと、「名探偵コナン」や「デスノート」などです。
題材が難しく、良く読み込まないと理解できないようなマンガのことです。
普通の漫画なら1巻20分で読み終わるところ、これらの漫画は1巻1時間ほどかかるのが当たり前です。
難易度の高いマンガを読むことで文章を理解する力が着いたのではないかと思います。
悪い点
ここからは悪い点について説明していきます。
考えて列挙してみましたが悪い点の方が多いですね。
残念ですが、これもまた僕の実力です。
1.わかりやすい文章が書けなかった
学校でも会社でも文章を書く機会がそれなりにありました。
ですが、結局何歳になってもわかりやすい文章を書くことはできませんでした。
わかりやすい文章を書こうという努力をしていなかったのもあるかもしれません。
現在の教育では大学受験を始めるあたりから国語の授業は文章を書くことではなく、文章を読むことに重きが置かれ始めます。
そのため、17歳ぐらいからはずっと読むことだけに特化していくのが現在の日本の教育です。
17歳あたりからは受験勉強に特化していくので読むことのみが重視されます。
文章を書く機会が減り、さらに下手になっていったように思います。
2.読書感想文などで学校表彰はされたことはない
毎年、夏休みの宿題として読書感想文の提出が義務付けられていました。
夏休みが終わると、宿題として読書感想文を提出します。
そしてしばらくすると、クラスで1人ぐらいが読書感想文の市長賞だか、教育委員長賞だかを受賞します。
僕は昔から受賞したことは一度もありません!
なので、上手い文章を書くことは元々できません。(今もできていると自信を持ってはいえませんが、、)
偉い人が評価してくれるような文章を書くセンスがあったわけではありませんでした。
3.読書感想文は本を読むのが無理すぎて適当な内容をただ膨らませて書いていた
読書感想文の宿題はどこの学校でもあったのではないでしょうか。
小さいころの僕は本を読むことが嫌いで1冊丸々読んでから書いたことは一度もありません。
本の内容を適当にかいつまんで読んで、そこから話をふくらますといった戦法で乗り切っていました。
良い点の方でも書きましたが、当時から話を適当にふくらます能力は高かったです。
ですが、それはただ適当に思ったことを羅列していくだけなので論の展開なんてものは存在しません。
短時間でさらっと終わらすことはできますが、ゴミみたいな読みやすさの文章を書いているのが僕の読書感想文との戦いの歴史です。
4.国語の成績は漢字以外はずっと悪かった
国語の成績はずっと漢字以外は悪かったです。
元々理系の人間なので、算数は成績がよかったです。
ところが、国語だけは本当にダメでした。
テストを返してもらっても、なんで間違っているかもよくわからないような状況でしたね。
国語のテストは「同じ文章の問題はもう一生目にすることはないだろう。」という考え方もあって、復習することもありませんでした。とにかく点数は上がらなかったです。
「国語の授業はセンスのある人が点を取れる。」という考え方があるから「文字を書くことはセンスが必要である。という考え方が蔓延しているのかもしれませんね。
5.文章がわかりにくいという指摘を受けることが多かった
社会人になって文章を書く機会がありました。
メールでのやり取り、資料の作成など書く機会が増えます。
その度に、文章を書くことの下手さを指摘される結果が多かったです。
文章なんて書きつづければそのうち上手く書けるようになるよ。
と開き直って特に対策はしていませんでした。
本当はどうすればうまくなるのかを考えて、実行しなければいけないんですけどね。
6.国語以外のテストでもケアレスミスは多かった
文章を書くことが上手いとか下手とかとは少し関係がないのですが、
テストの時のケアレスミスは多かったです。
これはあわてんぼうな性格が起因していると思います。
スピード重視で取組む傾向があるので、質がおろそかになるのです。
それでも社会人になってからは、仕事の質を高めるために確認作業はするようになりました。
ですが、元々の性格もあってケアレスミスはしてしまっているのが現状です。
もちろん無くすように努力はしています!
まとめ こんな僕ですがライターとして仕事をしています
僕の経歴を含めて過去の状況を振り返ってみました。
いかがでしたでしょうか。
全体的に僕が文章を書くことが得意じゃなかったことが伝わったのではないでしょうか。
文章は書けば書くほど、上手くなっていきます。
僕のように今までの人生で書く機会に恵まれていなかった人はこれからは伸び代しかありません!
ぜひ、ライティングに取組んでみてください。
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